＜レコチャ広場(chǎng)＞日中は危機(jī)管理を強(qiáng)化し、軍事摩擦を避けるべき―中國(guó)

2011年12月8日、日中関係に詳しい中國(guó)の時(shí)事評(píng)論家が「中日は危機(jī)管理を強(qiáng)化して軍事摩擦を回避すべき」と題した記事を中國(guó)のブログサイト?鳳凰博報(bào)に掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

日本と中國(guó)は來(lái)年、國(guó)交正?；?0周年を迎えるが、道のりは決して平たんではなかった。野田佳彥首相の就任から數(shù)カ月、昨年の中國(guó)漁船衝突事故で落ち込んだ日中関係は回復(fù)どころか、ますます微妙に。ドジョウを自稱する野田首相だが、タカ派色は一向に色あせず。南シナ海問(wèn)題への介入を強(qiáng)め、周辺國(guó)と軍事演習(xí)を行い、対中強(qiáng)硬姿勢(shì)を維持。日中両國(guó)の軍事摩擦が衝突を引き起こす可能性を高めている。

防衛(wèi)省は昨年12月に出した新防衛(wèi)大綱で東シナ海近辺の防衛(wèi)強(qiáng)化を打ち出したほか、中國(guó)の侵攻を想定した軍事演習(xí)も行っている。今年4?9月に航空自衛(wèi)隊(duì)が中國(guó)機(jī)に対して緊急発進(jìn)した回?cái)?shù)も、前年同期の3．5倍の83回に上った。また、中國(guó)と南シナ海の領(lǐng)有権を爭(zhēng)っているフィリピンやベトナム、インドネシアと軍事面で協(xié)力することで一致。インドとも合同演習(xí)を?qū)g施することで合意した。日本とインドに挾まれている中國(guó)はこうした動(dòng)きに警戒心を強(qiáng)めている。

だが、日中両國(guó)は同じアジアの重鎮(zhèn)で、世界平和や経済発展などに與える影響も大きい。軍事衝突だけは避ける必要がある。そのため、両國(guó)は早急に危機(jī)管理メカニズムを構(gòu)築すべきだ。2007年には海上危機(jī)管理メカニズムの構(gòu)築で合意したが、いまだに形が整っておらず、いかに互いが信頼し合っていないかがよく分かる。それでも、両國(guó)は自信と勇気を持ち、突発的な事件で脆弱（ぜいじゃく）な両國(guó)関係に安易に傷をつけないよう調(diào)整を進(jìn)めるべきだろう。（翻訳?編集/NN）