平昌五輪外交、初訪韓の金與正氏は「最強(qiáng)の切り札」と韓國紙=「制裁に揺さぶり掛ける」と警戒

Record China    2018年2月11日(日) 9時(shí)0分

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平昌冬季五輪で韓國に外交攻勢を仕掛ける北朝鮮。その象徴が初めて訪韓した金正恩?朝鮮労働黨委員長の妹の與正氏だ。実質(zhì)ナンバー2とされ、韓國紙は「最強(qiáng)の切り札」と指摘?!钢撇盲藫eさぶりを掛ける」とも警戒している。

2018年2月10日、平昌冬季五輪で北朝鮮が韓國に外交攻勢を仕掛けている。その象徴が北の高官級代表団に名前を連ね、初めて韓國を訪れた金正恩?朝鮮労働黨委員長の妹の金與正氏だ。実質(zhì)ナンバー2とされ、韓國紙は金委員長を除けば「最強(qiáng)の切り札」と指摘。「制裁に揺さぶりを掛ける」とも警戒している。

聯(lián)合ニュースによると、與正氏の肩書は黨中央委員會第1副部長。朝鮮半島の北側(cè)を3代、70年にわたり支配してきた「金王朝」の直系親族が韓國を訪問するのは與正氏が初めてだった。與正氏の平昌五輪出席は、かなり早い段階から韓國メディアで取りざたされていた。水面下で出席をめぐり、南北間で話し合いが進(jìn)められていたとみられ、融和ムードを演出したい文在寅政権にとって格好のプレゼントとなった。

9日午後、金永南?最高人民會議常任委員長を団長とする高官級代表団は平壌から専用機(jī)で仁川國際空港に到著。與正氏を含む一行は高速鉄道(KTX)などを使って平昌に移動し、同日夜の五輪開會式に出席した。與正氏はVIP席で文大統(tǒng)領(lǐng)夫妻と握手。南と北の選手団が朝鮮半島をかたどった「統(tǒng)一旗」を掲げて合同入場した際は笑顔で手を振っていた。

與正氏について、ハンギョレ新聞は「金委員長が自分の考えを最も正確かつ明確に伝える“分身”として選んだ」「金正恩政権以來、至近距離で彼を補(bǔ)佐してきた點(diǎn)で、北朝鮮にとっては最強(qiáng)の切り札と評価できる」「金委員長の本音を最もよく知っているという點(diǎn)で、彼女を媒介に文大統(tǒng)領(lǐng)と金委員長が“間接対話”をする狀況も考えられる」と報(bào)道。「南北関係の改善越えて北朝鮮の核問題めぐる緊張緩和の分岐點(diǎn)」と期待を寄せている。

一方、朝鮮日報(bào)は「五輪見えない平昌、北朝鮮と米日が火花、板挾みの韓國政府」との記事を掲載?!肝遢啢挝枧_であるはずの平昌が韓國?北朝鮮と米國?日本が鋭くぶつかり合う國際政治の舞臺に変質(zhì)し始めている」「北朝鮮は五輪に參加する見返りに、韓米合同軍事演習(xí)の永久中止まで要求している?!浩胶臀遢啞护摔胜毪长趣蚱诖筏皮い宽n國政府の立場は、北朝鮮と米日の間で徐々に狹まっている格好だ」と現(xiàn)狀を分析した。

さらに社説では「金委員長は平昌五輪を人質(zhì)に韓國に揺さぶりを掛け、國際社會による制裁と圧力の隊(duì)列から韓國を離脫させようとしている」と警告?!附鹞瘑T長がこれまで溫存してきた最後のカードである與正氏を今回前面に出したのは『平昌拉致』という彼らの狙いが完成に近づきつつあることを示している。このように一連の揺さぶりを掛けてくる目的は制裁から抜け出すことにある。これは言い換えれば今回の制裁はそれだけ効果が出ているということだ」として、圧力の強(qiáng)化を主張している。(編集/日向)

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