2018年2月7日、澎湃新聞によると、広東省広州市の少年サッカー大會(huì)で保護(hù)者が相手チームのコーチを毆るトラブルが発生した。

サッカーグラウンドで保護(hù)者の一群がコーチに毆ってかかる様子を撮影した動(dòng)畫(huà)が7日、SNS上にアップロードされた。動(dòng)畫(huà)には、保護(hù)者らがジャージ姿のコーチを追い回し、暴行を加える様子が映っており、小學(xué)生くらいのユニフォームを著た子どもが興奮する大人をいさめるように押さえる様子も映っている。ネットユーザーによると、動(dòng)畫(huà)が撮影されのは広州市の青少年サッカー大會(huì)會(huì)場(chǎng)で、毆られたのは中山中能クラブのコーチだという。

ネットユーザーからは「これが中國(guó)サッカーの最大の問(wèn)題」「もはや中國(guó)人はサッカーにふさわしくない」といったコメントや、「子どもが必死に大人を抑える様子に胸が痛む」「最大の被害者は子ども」というコメントも。ただ、「保護(hù)者は何もなく毆ったりしないだろう。原因の説明がない」とする聲も寄せられた。

この一件について広東省サッカー協(xié)會(huì)は7日夜に聲明を発表?！竵y闘が発生したのは2月6日午後の決勝戦前で、両チームの選手がウォーミングアップ中に某クラブの保護(hù)者が相手チームのコーチと口論となり、ピッチ上で亂闘を起こした」と亂闘があった事実を認(rèn)めた。

一方で、「これが大會(huì)で起きた唯一の衝突」「大會(huì)関係者や公安関係者が速やかに介入して事態(tài)を収束させ、試合は全て滯りなく完了した」などと説明し、「一部の腹積もりを持った人物や、無(wú)責(zé)任なネットユーザーがネット上で大いに煽り立て、不完全な動(dòng)畫(huà)や一部を切り取った極めて無(wú)責(zé)任な言論により、今回のトラブルに対する人々の誤解を生んだ。協(xié)會(huì)は大會(huì)の主催者が法的手段に出る権利を留保することを支持する」としており、ネット上で情報(bào)が一部誤って伝えられているとも主張している。

その後、亂闘を起こした保護(hù)者側(cè)のクラブが正式に聲明を出し「6日の大會(huì)で発生したトラブルについて、スタッフや保護(hù)者への管理教育が至らなかったことにより重大な亂闘事件を起こした。管理不行き屆きならびにスタッフの不當(dāng)な行為について、皆さんにお詫び申し上げます」と謝罪するとともに、関係者の処分や子どもたちへのケアや教育の徹底を表明している。

中國(guó)ではアマチュアサッカーにおける亂闘事件が相次いでおり、昨年6月には江蘇省昆山市で選手が審判を侮辱?暴行する事件が、同7月には上海市で選手が主審につかみかかる事件が発生した。同11月には、重慶市のアマチュアチーム監(jiān)督が試合後に襲撃予告されるトラブルが起きたという。（翻訳?編集/川尻）