厳しい韓國の就職事情、大事なのは能力より「コネ」?=韓國ネットも共感

Record China    2018年2月20日(火) 7時20分

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15日、韓國メディアによると、韓國では大學卒業(yè)後に就職した4人に1人が家族や親戚、教授などの斡旋で、いわゆる「人脈就職」をしていることが明らかになった。寫真はソウル。

2018年2月15日、韓國日報によると、韓國では大學卒業(yè)後に就職した4人に1人が家族や親戚、教授などの斡旋で、いわゆる「人脈就職」をしていることが明らかになった。

「コネも能力のうち」という言葉があるほど、韓國の就職市場で人脈は必要な資格(スペック)となっている。能力のある人材を推薦するのであれば問題にはならないが、就職難の狀況では能力の有無に無関係な推薦が橫行し、公正な採用を損なう恐れがあるとの指摘が出ている。

韓國雇用情報院の報告書「16年大卒者職業(yè)移動経路調(diào)査の基礎分析報告書」によると、「人脈を通じた就職」の事例が全體の24.2%を占めているという。この調(diào)査は専門學校や大學を卒業(yè)して16年9月の時點で就業(yè)狀態(tài)にあった38萬948人を?qū)澫螭藢g施された。

仕事を得るために最も多く利用されたのは「公開及び隨時採用試験の合格」(13萬1374人、34.8%)。後には「インターネット求人サイト」(8萬2468人、21.9%)、「家族?親戚や知人の紹介や推薦」(5萬751人、13.5%)、「學校(塾)の先生の紹介や推薦」(4萬297人、10.7%)が続いている。この結(jié)果によると、人脈を通じた就職は24.2%に達している。

記事は「若者の失業(yè)率が2桁に迫り、就職寒波を越えて『就職氷河期』に悩まされている就活生たちにとって、このような人脈就職は公平性?公正性を阻害する要因となる余地がある」と指摘している。

また、中央大學社會學科のイ?ビョンフン教授も「採用には法的制裁の根拠がないと言うが、(人脈就職は)不公正な採用または企業(yè)による『強者の圧力』であるため、政府も事の重大さを認識して1日も早く対策を講じなければならない」と述べている。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「教授にこびへつらう理由がこれだ」「コネは採用だけでなく昇進や報奨など人事にも影響を與えている」「民間企業(yè)ではコネは當たり前のこと」「コネ就職は韓國だけじゃないだろう?」「就職には學力より人脈の方が重要」など、コネが就職に力を持っている現(xiàn)狀を指摘する意見が寄せられた。

また「面接を受けるために朝早く起きて準備をして、履き心地の悪い靴を履き、著心地の悪い服を著て、公共交通機関を乗り継いで會場に到著して、緊張した中で最善を盡くして面接を受ける。面接が終わって緊張が解けたらコーヒーを1杯飲みたい気持ちになり、有名なコーヒーショップに行きたいと思うけど、お金が惜しいから安いコーヒーで我慢して満足する、というのが大半の就活生の姿」と就活生のリアルな様子を紹介するコメントも見られた。(翻訳?編集/三田)

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