2018年2月22日、韓國(guó)では平昌五輪に向け、生態(tài)保存地域である江原道（カンウォンド）旌善（ソンチョン）に位置する加里王山（カリワンサン）に滑降競(jìng)技場(chǎng)が建設(shè)されたが、競(jìng)技場(chǎng)の下にあるホテルはいまだ工事中で使用不可となっている。そのため「貴重な生態(tài)環(huán)境を破壊しただけではないか」と非難が出ているという。韓國(guó)?KBSが報(bào)じた。

加里王山には希少植物が120種余り、野生動(dòng)物も60種以上生息しており「生態(tài)資源の寶庫(kù)」と言われている。そのため開(kāi)発が制限されていたが、韓國(guó)政府と江原道が五輪特區(qū)に指定したことにより建築が承認(rèn)されたそうだ。

問(wèn)題となったホテルの事業(yè)承認(rèn)告示には「五輪期間中の大會(huì)関係者の宿泊」が事業(yè)目的として明示されているにもかかわらず、五輪が終盤(pán)に入った今も、內(nèi)部は木材やセメントが至る所に積まれている狀況だという。未完成の原因は「資金問(wèn)題」。同メディアのインタビューに対し、ホテル関係者は「（工事が遅れたのは）建設(shè)會(huì)社との問(wèn)題。外は終わったが、中が完成できなかった。（客の）受け入れはできない」と伝えている。そのため、事業(yè)計(jì)畫(huà)を信じて全客室を予約したIOC側(cè)も急きょ宿所を変更しなければならなかったとされる。

しかし、昨年12月に江原道が出した変更承認(rèn)告示を見(jiàn)ると、事業(yè)目的欄から「大會(huì)関係者の宿泊」との表記が消え、工事期間も五輪終了後の4月末に延長(zhǎng)されていたという。道庁の関係者によると「以前の（事業(yè)）目的と違っているのを確認(rèn)せずに見(jiàn)落としてしまった。申し訳ない」とのこと。

これを受け、韓國(guó)のネット上では「元に戻して」「承認(rèn)をキャンセルすべき」「競(jìng)技場(chǎng)を撤収する時(shí)に一緒に撤収して」「お金がもったいない」と怒りの聲が目立つ。

怒りの矛先は「お役所仕事」にも向けられ、「機(jī)上行政か？」「賄賂をもらった公務(wù)員が絶対にいるはず。捕まえて賠償させよう」「ホテルに関與した公務(wù)員や議員を調(diào)査せよ」といった聲や、江原道知事に対し「知事は誰(shuí)だ？」「知事が釈明せよ」などと求めるコメントも。

一部ユーザーからは「どうせそうだと思った」など半ば諦めの聲も上がった。（翻訳?編集/松村）