中國科學界の恥?たばこ研究者の科學アカデミーメンバー選出に疑問の聲―中國

Record China    2011年12月14日(水) 7時10分

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12日、たばこ研究者の謝剣平氏が中國工程院(科學アカデミー)の院士に當選したことが波紋を呼んでいる。寫真は中國の高級たばこ。

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2011年12月12日、京華時報によると、たばこ研究者の謝剣平(シエ?ジエンピン)氏が中國工程院(科學アカデミー)の院士に當選したことが波紋を呼んでいる。

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謝氏は、漢方薬などの使用でタールを減らしてたばこの害を減少させた功績により、科學分野で最高の権威を持つ中國工程院の院士に選出された。謝氏はたばこ専売局直屬の鄭州煙草研究院で副院長を務めている。

謝氏の當選に対し、ミニブログなどでは「高効率殺人の研究者が院士?」「中國では毎年100萬人以上が喫煙で死んでいるのに、GDPの奴隷と化した政府はたばこ研究の後押しをしている」といった聲が上がっている。

ジャーナリストの方舟子(ファン?ジョウズー)氏は、「WHOの『たばこ規(guī)制枠組條約』には低タールなどの売り文句は虛偽だと書かれてある。低タールはインチキに過ぎず、謝氏の工程院入りはたばこ業(yè)界の発言権を保証するものだ」と批判した。

中國疾病予防センターの楊功煥(ヤン?ゴンホワン)副主任は、「中國ではたばこ會社が科學者を買収しているケースが少なくない。中國科學界の恥、中國工程院の恥だ。院士は科學者として國家最高の名譽。たばこ売り上げのための研究者が一員になることなど許されない」と語った。

批判に対し中國工程院の旭日干(シュー?リーガン)副院長は「多數(shù)の院士による投票で選出されているので、道理にかなったものだ」と述べた。(翻訳?編集/岡本悠馬)

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