2011年12月13日、參考消息（電子版）は、麻薬に対して厳罰で臨む中國(guó)に関するロシアメディアの報(bào)道を紹介した。

【その他の寫真】

12日、南アフリカ通信社は、南アフリカ籍の女性ジャニス?リンデン被告が麻薬販売の罪により、薬殺刑を執(zhí)行されたと報(bào)じた。南ア政府は中國(guó)に対し、死刑の取り消しを求めたが拒否されていた。リンデン被告は2008年に広州から入國(guó)する際に覚せい剤3キロを所持しており、2009年7月に死刑を言い渡されていた。

12日付ロシア紙?イズベスチアは、ロシア人女性ロパートキナ被告が、マカオから中國(guó)本土へヘロイン2キロを持ち込んだ罪で、先月に執(zhí)行猶予2年の死刑判決を受けたと報(bào)じた。中國(guó)は麻薬密輸に対して厳罰を科しており、50グラム以上の所持は死刑となる。これまでに多數(shù)の外國(guó)人が死刑判決を受けており、判決をめぐってフィリピンとの外交問(wèn)題が発生したこともある。

今年8月、ロシア連邦議會(huì)下院議長(zhǎng)のボリス?グルイズロフ氏は、ロシア紙ニェザヴィーシマヤ?ガゼータ上で、「ロシアも中國(guó)にならって麻薬販売には厳罰を科すべきだ」と主張した。

グルイズロフ氏は、ロシアの薬物依存癥患者數(shù)が世界第3位で、麻薬による年間死亡者數(shù)がアフガン戦爭(zhēng)の戦死者を上回っていることや、19世紀(jì)に豊かだった清朝中國(guó)がアヘンのために歐米列強(qiáng)の半植民地と化したことなどを指摘し、「歴史の教訓(xùn)を汲み取った中國(guó)は麻薬に対して世界一厳しい國(guó)の一つとなり、死刑制度を糾弾する『人権派』にも落ち著いた対応をみせている」と述べた。（翻訳?編集/岡本悠馬）