人民網(wǎng)日本語版 2018年2月13日(火) 10時50分
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今年の春節(jié)の長期連休期間に海外旅行へ出かける中國人はのべ650萬人に達し、過去最多を更新する見込み。寫真はタイの空港。
中國観光研究院と旅行予約サイト?攜程旅行網(wǎng)(シートリップ)がこのほど共同で発表した報告書「2018年春節(jié)海外旅行情勢予測」によると、今年の春節(jié)(舊正月、今年は2月16日)の長期連休期間に海外旅行へ出かける人はのべ650萬人に達し、過去最多を更新する見込み。
春節(jié)連休に旅行へ行くことが中國では定著しつつある。攜程の統(tǒng)計データによると、中國全國200都市近くからの観光者が春節(jié)期間中に訪れる旅行目的地は68カ國、700都市以上に分散されている。その中には、地球の反対側(cè)にある南極へ赴き、特別な新年を送る人々もいる。
■避寒目的ならタイ、雪景色を堪能したいなら日本が定番に
今年の春節(jié)期間、海外旅行の行き先で人気な場所はどこだろうか。調(diào)査によると、中國人観光客に人気が高いのは、タイや日本、シンガポール、ベトナム、インドネシア、米國、マレーシアなどの國で、タイには避寒目的、日本には雪景色を見に行くのが定番となっている。
また、昨年の人気旅行目的地トップ3に位置していた韓國が、今年はトップ10までランキングが低下。火山噴火の影響でバリ島の人気もやや低下している。東南アジアのベトナム、フィリピン、カンボジア、マレーシアがバリ島に代わる旅行目的地となっている。長距離旅行で見ると、北歐やアラブ首長國連邦のドバイ、カナダ、イタリア、チェコなどの旅行目的地がダークホース。北歐やカナダのオーロラ観測ツアーの申請件數(shù)が前年同期比の5割増し以上になっている。今年からビザ免除の政策が取られるようになったアラブ首長國連邦の人気は更に計り知れない。
中國國內(nèi)に視點を向けてみると、今年の春節(jié)も昨年に引き続き三亜、北京、アモイの人気が高く、広州と昆明がその後に続き、上海、ハルビン、桂林なども大勢の観光客を引きつけている。
■90後の「恐婚族」は親からの圧力から逃れるため海外逃亡へ
データから見ると、70後(1970年代生まれ)や80後(1980年代生まれ)の中産階級は、春節(jié)期間を利用して親孝行や子供と過ごす時間を作るため、家族海外旅行の主力となる。面白いことに、90後(1990年代生まれ)の若者たちのほとんどが、親の結(jié)婚に対する圧力を回避するために、旅行を選択している。ある調(diào)査によると、旅行へ出かける90後のうち、3分の1の人が結(jié)婚を嫌がる「恐婚族」だということが明らかになった。
また、上海や北京、広州、成都、深セン、南京、杭州などが観光客の出発地點となっている。そのうち、春節(jié)海外旅行での平均消費額が最も高いのが、蘇州、銀川、北京、上海、宜昌、無錫で、蘇州や無錫、杭州など、江蘇省や浙江省の高収入の都市がダークホースとなっている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/TK)
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