2011年12月14日、韓國の北朝鮮専門ニュースサイト「デイリーNK」は、北朝鮮の國境警備兵8人が脫北を試み、2人が射殺され、6人が中國側(cè)に逃げ込んだと報じた。16日付で中國紙?環(huán)球時報が伝えた。

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記事が中朝國境の情報筋の話として伝えたところによると、國境警備兵が脫北を試みたのは11月20日ごろ。8人が中朝國境を流れる鴨緑江をわたり、中國側(cè)に逃げ込もうとした。その途中でうち2人が北朝鮮に射殺されたが、6人はそのまま脫北に成功した。

これを受け、中國側(cè)はただちに現(xiàn)地で捜索を始めたほか、中朝國境の街、遼寧省丹東市付近の警備も大幅に強化。北朝鮮からも國家安全保衛(wèi)部から數(shù)十人が派遣され、捜索しているほか、韓國人居住區(qū)での監(jiān)視も強めているという。

こうした報道に対し、環(huán)球時報は「何の証拠もない話だが、15日付の韓國主要メディアも一斉に報じている」と事件そのものを否定。さらに韓國國家情報院の関係者も「そんな話は聞いていない」と話したと強調(diào)している。

環(huán)球時報はデイリーNKについて、「ソウルに本部を置く脫北者が運営するサイト。北朝鮮に関するさまざまな噂話を?qū)熼Tに報じているが、その多くはありもしない作り話だ」と紹介している。（翻訳?編集/NN）