2011年12月16日、ドイツの中國語ラジオ放送?ドイツの聲（電子版）によると、7月に中國浙江省溫州市で起きた高速鉄道追突?脫線事故に関し、北京の専門家?姚監(jiān)復(fù)（ヤオ?ジエンフー）氏は「調(diào)査報(bào)告はいつ出るのか」と題する記事で、「當(dāng)局はこれ以上何を隠しておきたいのか。事故がなぜ起き、誰が責(zé)任を取り、どう改善するのか。國民は真相を知る権利がある」と強(qiáng)く批判した。以下はその概要。

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7月の高速鉄道事故は、中國國民にとって忘れられない大慘事だった。しかし、國務(wù)院が11月末に出すといっていた中國當(dāng)局の事故調(diào)査結(jié)果は、いまだ発表されていない。あれほどの悲慘な大事故を経て、これ以上何を隠しておきたいのか。

最近出版された雑誌「財(cái)経」は、「信號設(shè)備メーカーに責(zé)任を負(fù)わせれば、今後の中國製鉄道車両の輸出に支障が出る。鉄道部が責(zé)任を問えば関係者が多過ぎる。つまり調(diào)査報(bào)告の発表が遅れている原因は、上層部が誰に責(zé)任を押し付けるか迷っているからだ」と指摘した。

國民には知る権利がある。事故はなぜ起き、誰が責(zé)任を取り、どう犠牲者に賠償し、今後事態(tài)をどう改めるか。調(diào)査報(bào)告を速やかに発表し、原因の徹底的な究明と再発防止を望む。（翻訳?編集/AA）