2018年2月13日、フィリピンを訪れた中國人観光客15人（うち5人は子ども）が臺風(fēng)の影響で小島に足止めされ、現(xiàn)地の中國領(lǐng)事館が救助に乗り出すという騒ぎが起きた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

フィリピン中部は12日から強い臺風(fēng)の影響を受け、セブやボホールなどでは臺風(fēng)警報が発令された。船舶の出航は禁止となり、セブにある中國領(lǐng)事館も注意喚起を行ったが、15人は違法営業(yè)の漁船でボホールを出発。飛行機に乗るためセブを目指していたという。

一方、中國人観光客が海に出たという情報を入手した中國領(lǐng)事館は確認(rèn)作業(yè)を進め、ボホール當(dāng)局に救助のための協(xié)力を要請。しかし、救助しようとした當(dāng)局側(cè)に対し、「セブまで送ってくれないのであれば救助を斷る」と応じた観光客もいたという。

記事によると、春節(jié)（舊正月）シーズンに合わせて同領(lǐng)事館がボホールの警察、観光當(dāng)局などとともに中國人観光客の安全に向けた會議を開き、中國人観光客に対して再三安全への注意を呼び掛けているという。（翻訳?編集/野谷）