2018年2月14日、日本新華僑報(bào)網(wǎng)は東京都の公立小學(xué)校が打ち出したイタリアの高級(jí)ブランド「アルマーニ」の標(biāo)準(zhǔn)服（制服のない學(xué)校で推奨される事実上の制服）導(dǎo)入に関する記事を掲載した。以下はその概要。

日本社會(huì)には「何をするかによって著る服が変わる」という意識(shí)が根付いている。例えば學(xué)校では制服、社會(huì)に出たらスーツという具合だ。そして日本の基礎(chǔ)教育は學(xué)生の団體意識(shí)と求心力を育ててきた。制服は學(xué)生の団體意識(shí)を作り上げる上で有力な擔(dān)い手となっているが、このところ制服に反対する聲が學(xué)生の親を中心に増えている。制服は學(xué)生の「メンツを支える」一方、保護(hù)者にとっては大きな経済的負(fù)擔(dān)となっているためだ。

こうした中、東京都中央?yún)^(qū)銀座の區(qū)立泰明小學(xué)校が今年4月の新入生から「アルマーニ」に依頼した標(biāo)準(zhǔn)服を?qū)毪工敕结槫扦ⅳ毪长趣鳏椁摔胜盲?。一式そろえると価格?萬円を超えるという。私立の小學(xué)校ではもっと高価な制服もあり、高いとは言えないかもしれないが、問題は泰明小學(xué)校が公立の學(xué)校という點(diǎn)だ。一般的な公立小學(xué)校の制服は2萬?4萬円程度。公立小學(xué)校で學(xué)ぶ最大のメリットは費(fèi)用の安さなのだ。

アルマーニ標(biāo)準(zhǔn)服の問題は國會(huì)でも取り上げられ、校長が記者會(huì)見を開く事態(tài)となった。著用は強(qiáng)制ではないとされているが、日本人にとって制服は帰屬感を示すものだ。こうした社會(huì)において、どの保護(hù)者が自分の子どもを「集団の中で制服を著ない一部の人間」にするだろうか。制服廃止の聲が高まる中、今回の件は廃止論を唱える人々に「神アシスト」を與える結(jié)果となった。（翻訳?編集/野谷）