2011年12月16日、中國漁船の船長が韓國海洋警察の隊(duì)員を刺殺した事件をめぐり、中韓関係の緊張が高まる中、「中韓漁業(yè)対立の激化に米朝が密かにほくそ笑んでいる」と題した記事が中國のブログサイト?鳳凰博報(bào)に掲載された。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

中韓漁業(yè)紛爭がこのまま激しさを増し、外交闘爭にまで発展した場合、朝鮮半島の安全情勢にも影響を與えることは間違いない。中韓が信頼関係を失えば、朝鮮半島の核問題の解決もとん挫する。韓國の官民挙げての激しい反発が6カ國協(xié)議の存在意義を打ち消してしまうだろう。結(jié)局、韓國は米國に頼り、朝鮮半島の軍事対立は深刻さを増すことになる。

だが、このようなシナリオを誰が望んでいるのか？そうなった場合の受益者は米國と北朝鮮だ。北朝鮮はちょうど中東での一連の政治的混亂を受け、核保有の必要性を痛感したことだろう。また、中韓の関係悪化は米韓関係を緊密にさせることになる。

日中、中韓の領(lǐng)海紛爭で、両國と同盟関係を結(jié)ぶ米國は喜んで「火に油を注ぐ」役割を擔(dān)うだろう。韓國も積極的に南シナ海周辺國に武器を供與するに違いない。だが、「遠(yuǎn)くの親戚より近くの隣人」というではないか。そんなことをしても危険に陥るのは米國ではなく、すぐ隣の韓國だ。

韓國政府と國民にもう1度、呼び掛けたい。大切なのは激しく罵り合うことではない。共に手を攜え、類似事件の再発を防ぐことである。韓國は當(dāng)事者ゆえ周りが見えなくなっているようだが、海外メディアの報(bào)道はかなり冷靜だ。仏紙フィガロは「事件の背景はそれほど複雑ではない」と報(bào)道。中國漁民は豊富な魚介類に引き寄せられただけで、生きるために危険を冒していると伝えた。

韓國政府ができる限りの強(qiáng)硬姿勢を示しても、國民は満足していないようだ。だが、本當(dāng)に中國製品の不買運(yùn)動(dòng)やそれ以上の過激な行動(dòng)に出るのなら、中國も怒りに任せて北朝鮮とのつながりを強(qiáng)化するだろう。そうなれば、韓國はさらに大きな損害を受けると思うのだが。（翻訳?編集/NN）