2018年2月12日、中國のネット上に、「日本で自動販売機(jī)が大歓迎されているのはなぜか？」と題する記事が掲載された。

記事は、「日本の街中には至る所に自動販売機(jī)があり、ほんの數(shù)歩歩くたびに自販機(jī)を見かけるほど。ある統(tǒng)計(jì)によると、全國に約500萬臺存在しており、國民25人當(dāng)たり自販機(jī)1臺という普及率となっている」とした。

では、なぜ日本で自販機(jī)がこれほど普及したのか。記事は、社會學(xué)者や経済學(xué)者の見立てとして、以下の4つの理由を挙げている。

（1）人的コストの高さ

少子高齢化や移民の少なさが、労働力不足や人件費(fèi)の高騰を招いている。

（2）出店コストの高さ

日本は國土の75％が山地で、利用できる土地は少なく、店舗の賃料も高い。1平方メートル當(dāng)たりの収益率はコンビニよりも自販機(jī)のほうが高いという。

（3）犯罪率の低さ

他の國々では自販機(jī)は無人のため盜難に遭いやすいが、日本ではその心配が少ない。また、近年は防犯カメラを備えた自販機(jī)も少なくない。

（4）現(xiàn)金支払率の高さ

中國人はモバイル決済、米國人はクレジットカード払いだが、日本は今も現(xiàn)金払いが主流。小銭を作ったり減らしたりする目的でも、自販機(jī)は重寶されやすい。

一方、中國の自販機(jī)業(yè)界について、記事は「まだスタート段階」としており、「業(yè)界そのものも、さまざまな理由からまだ成長していない」と伝えている。（翻訳?編集/岡田）