2011年12月19日、海上自衛(wèi)隊(duì)の護(hù)衛(wèi)艦「きりさめ」が青島に入港し、昨年9月に発生した尖閣諸島沖の中國漁船衝突事件以來停止していた日中艦艇の親善訪問が再開された。英BBC中國語版ウェブサイトが伝えた。

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5日間の訪問期間中、きりさめの乗組員は青島の北海艦隊(duì)司令部の兵士たちと綱引きなどのスポーツ交流、音楽隊(duì)の合同演奏、通信訓(xùn)練などを?qū)g施する予定だ。19日朝、北海艦隊(duì)の楊駿飛（ヤン?ジュンフェイ）副參謀長が歓迎式典を開催し、日本側(cè)はきりさめを率いる海上自衛(wèi)隊(duì)第三護(hù)衛(wèi)隊(duì)群司令の北川文之海將補(bǔ)と丹羽宇一郎駐中國大使らが參加した。

日中艦艇の相互訪問は07年に國防交流の一環(huán)として開始し、07年11月には中國のミサイル駆逐艦が晴海港を訪問した。08年6月には海自艦「さざなみ」が広東省の湛江港を訪問、09年11月には中國海軍の練習(xí)艦が広島の江田島港を訪れた。昨年末には海自艦の二度目の訪中が予定されていたが、9月に起こった漁船衝突事件のために中國側(cè)から拒否されていた。

中國側(cè)には來年の日中國交正常化40周年や野田首相のクリスマス訪中を控え、日中関係改善のムードを演出し、中國への警戒感を緩和させる意図があるとみられている。

野田首相は今年10月に訪日したフィリピンのアキノ大統(tǒng)領(lǐng)と南シナ海の安保協(xié)力強(qiáng)化で一致、11月にはインドネシアでASEAN首脳とともに南シナ海の安保協(xié)力を盛り込んだ「バリ宣言」を採択していた。（翻訳?編集/岡本悠馬）