2011年12月19日、新華ネットの報道によると、ネスレが上海のアイスクリーム工場の操業(yè)停止を発表したのに続き、ダノンが上海で生産を中止する新たな國際的食品企業(yè)となった。ダノンの乳製品部門のスポークスマン、徐傑氏は13日、達能（ダノン）乳業(yè)がすでに上海のヨーグルト工場の操業(yè)を停止し、再開の時期は未定であると発表した。

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中商流通生産力促進センターのアナリスト宋亮氏は、「激しすぎる競爭は企業(yè)の利益を急激に目減りさせ、元手さえも割らせる」とし、これがダノンの上海工場が操業(yè)停止した根本的な原因だと分析している。

一方、外資の食品企業(yè)が中國経済の「中心地」である華東地區(qū)から続けざまに撤退している事実は、中國資本の食品企業(yè)の成長に伴い、新たな市場の統(tǒng)合がすでに始まったことを示している。一部の外資企業(yè)は撤退を選択するかもしれない。

宋氏が明らかにしたところによると、近年、光明、蒙牛など中國資本の乳製品企業(yè)が高付加価値のヨーグルト分野に大挙して進出しており、これがダノンに大きな圧力をかけ、「市場の地位を確保するため、ダノンは過酷な価格戦爭に參加せざるを得なかったが、これが逆にダノンの経営を苦しくし始め、元手すら割る結(jié)果になった」。

ダノンとネスレの操業(yè)停止、そしてペプシコーラが以前ボトリング工場を康師博控股（飲料、即席麺などを扱う企業(yè)）に売卻し、康師博がペプシの中國におけるボトリング部門の事業(yè)者となったのに伴い、食品製造企業(yè)は中國から続けざまに「撤退」している。

広州市乳業(yè)協(xié)會の王丁棉理事長は「近年、國內(nèi)の食品企業(yè)は資金規(guī)模、コストの抑制、販売ルート作り、果ては技術(shù)面でも外資の食品企業(yè)に追いつき、追い越している。その直接的な結(jié)果が外資食品企業(yè)のこれらの分野における度重なる敗退にほかならない。外資の食品製造分野における撤退あるいは統(tǒng)合は、一つのすう勢となるかもしれない」と語った。

宋氏は、「中國のライバルに比べ、外資の食品メーカーは土地、租稅、補助金などの政策支援面で、さほど強みはない。おまけに物流とルート作りでも中國資本企業(yè)のように大きな面積に分布させることはできない。そのため外資の食品企業(yè)のコストは一般に中國資本の食品企業(yè)より高い」とみている。これが一目で分かる例が、蒙牛と光明は自身の牧場を所有しており、両社が原乳を買い付ける価格はダノンより少なからず安い點だ。そのため価格戦爭においてダノンは必ずしも有利な位置を占めてはいない。

數(shù)年前、ダノンは蒙牛、光明と提攜してヨーグルトを生産したことがあったが、その直接的結(jié)果として、ダノンの生産技術(shù)や管理方式はもはや「機密」ではなくなった。こうした消長のなかで、外資の食品企業(yè)と中國資本の食品企業(yè)間の競爭のてんびんは中國資本の食品企業(yè)に傾き始めた。

王氏は、「現(xiàn)在のすう勢でいけば、今後食品分野は、一部の外資系の食品企業(yè)が引き続き衰退あるいは撤退し、最終的に數(shù)社の大型中國資本企業(yè)の競爭構(gòu)造になるかもしれない」と予測している。