中國製スマホアプリが世界で人気

人民網(wǎng)日本語版    2018年2月20日(火) 5時0分

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世界のモバイルインターネット市場は日進月歩だ。

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世界のモバイルインターネット市場は日進月歩だ。中國製スマホアプリは人々が「海外でほぼ足場を固めた」とのイメージに留まっていたこの數(shù)年、靜かに10億人以上のユーザーを獲得したうえ、海外市場への製品輸出からイノベーションモデルの全世界でのシェアへと向かった。無數(shù)の中國製スマホアプリが積極的に世界を探索し、結(jié)束して「大航海時代」を始めている。人民日報海外版が伝えた。

その他の寫真

(1)10億人以上の海外ユーザー

OS系スマホアプリAPUSは200カ國以上をカバーし、ユーザーは世界で10億人を超える。UC Browserはインドで50%以上のシェアを占め、ユーザは世界で4億人を超える。ファイル転送アプリSHAREitはインドネシアで80%以上のネットユーザーをカバーし、ユーザーは世界で10億人を超える。これらの數(shù)字は中國製スマホアプリの世界での大きな魅力を示している。

このほど市場研究機関が発表した統(tǒng)計によると、中國製スマホアプリトップ300のうち90%以上にあたる272のアプリが海外進出している。このうち187のアプリが世界154カ國?地域のアップルストアで扱われている。これは中國製アプリの海外市場進軍がすでに常態(tài)化していることを示している。

ここ數(shù)年、海外市場を重點ターゲットとするスマホアプリ開発企業(yè)が中國で多數(shù)設(shè)立されていることが、より注目される。例えばAPUSはユーザーの約50%が南アジア?東南アジア地域に集中し、20%が歐米地域に集中。他はアフリカや南米に集中している。

中國市場のスマホアプリの數(shù)はすでに406萬以上。通常、35のスマホアプリがあれば、ネット通販、娯楽、ツールなど多様な基本的ニーズを満たすことができる。これは中國スマホアプリ市場が高度の飽和狀態(tài)にあり、すでにユーザーの爭奪が白熱化していることを意味している。

中國と比べ、世界の新興國のインターネット市場は未開拓市場(ブルー?オーシャン)であり、南米、東南アジア、中東、アフリカなどの地域ではネットユーザーが年4?5億人増加している?!袱长欷悉铯欷铯欷舜螭圣隶悭螗工颏猡郡椁筏?。中國の成熟した製品、技術(shù)、ビジネスモデルを海外に持っていけば、必然的に市場をリードできる。これは現(xiàn)地のインターネット発展水準(zhǔn)の向上を加速するうえでも大きな助けとなる」と、APUSの創(chuàng)業(yè)者兼CEOの李濤氏は言う。

(2)海外ユーザーの「ペインポイント」を解決

中國製アプリが海外で人気なのはなぜか。APUSは、大変軽く、カスタマイズされたユーザーシステムのためだ。UC Browserは、メモリ使用量が少なく、スムーズで、機能がそろった「一挙多得」であるからだ。SHAREitは、「トラフィックを占有せずに畫像や音楽を転送できる不思議なアプリ」とのブランドイメージが無數(shù)のユーザーを引きつけたためだ。

機能、特徴、分野はそれぞれ異なるが、海外市場で認(rèn)められたこうした中國製アプリには共通の特徴がある。ユーザーが何を必要としているかを熟知し、ユーザーの「ペインポイント」を精密に突いていることだ。

日本紙は、中國製アプリのこうした「ユーザー感知力」は、巨大な國內(nèi)モバイルインターネット市場で鍛え上げられたものだと分析する。

(3)製品からモデルの海外進出へ

中國製アプリの海外進出には(1)APUS、UC Browser、SHAREitなどツール系、ライトな小型アプリ(2)支付寶(アリペイ)、配車アプリ「滴滴打車」、シェア自転車「モバイク」、シェア自転車「ofo小黃車」などビジネスサービスアプリ(3)小米、華為などのスマホ搭載のアプリ――がある。これらのモデルは新興市場、成熟市場、ビジネスサービス、ローエンド攜帯、スマート端末の各レベルを基本的にカバーし、中國製アプリの「海外進出マトリクス」を形成している。

このうち特に注目されるのは、中國製アプリが「製品」から「モデル」の海外進出への飛躍を遂げつつあることだ。例えば、現(xiàn)在、中國のシェア自転車サービスは米國、英國、イタリア、インドなど20數(shù)カ國?數(shù)百都市で展開されている。モバイクは利用者がすでに世界で2億人を超え、利用數(shù)は1日3000萬以上、累計走行距離は182億キロメートルを超える。ofoはすでに世界20カ國?250以上の都市で1000萬臺以上のシェアサイクルを運用し、利用數(shù)は1日3200萬に達する。

同時に、人工知能やビッグデータなどの技術(shù)的優(yōu)位性により、中國製アプリは海外市場で度々ブームを巻き起こしている。例えば畫像加工アプリ「美図秀秀」の「絵畫風(fēng)自撮り」機能は米國で一夜にして人気沸騰し、最近では世界初のスマート絵描きロボットも発表した。

中國製アプリの海外進出には憂慮される點も少なくない。例えば、中國のモバイル決済アプリは多數(shù)海外で使用されているが、多くが中國人観光客によるもので、現(xiàn)地のユーザーは依然少ない。文化的背景、法規(guī)の違い、及び知的財産権保護の問題も、中國製アプリの海外進出を悩ませ続けている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/NA)

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