2011年12月20日、上海市公安局が警察用車(chē)両の集中管理で高い成果をあげていることが分かった。2003年から大幅な改革に取り組み、稼働率の引き上げやコスト削減に加え、現(xiàn)在は市民から批判の高かった公用車(chē)の私用撲滅にも成功している。中國(guó)の各メディアが伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

03年以前は部門(mén)ごとに車(chē)両を管理していたため、車(chē)両の稼働率が低く、給油や洗車(chē)に手間がかかる上、高い維持費(fèi)が問(wèn)題となっていた。車(chē)両の配備數(shù)にも偏りがあり、通報(bào)を受けてもパトカーが足りず出動(dòng)が遅れる事態(tài)もあったという。

しかし現(xiàn)在は、パトカーなど200臺(tái)以上ある警察用車(chē)両をパソコン上で一括管理しており、車(chē)両の使用狀況をリアルタイムで把握。使用登録をすればすぐに出動(dòng)できる體制が整っており、車(chē)両の使用率は以前の50％から97％超に改善、1臺(tái)あたりの走行距離も年平均1．2萬(wàn)キロ以下だったのが1．8萬(wàn)キロに増加した。

さらに入札で決めた民間の管理サービス會(huì)社が給油、洗車(chē)、メンテナンスなどを一括して請(qǐng)け負(fù)うことで、ガソリン消費(fèi)量が全體で20％減少し、メンテナンス費(fèi)用は27％の削減に成功した。

また同局はパトカー不足を解消するため、警察用ナンバーと一般ナンバーの車(chē)両保有比率を従來(lái)の1対1から7対3に引き上げた。11年3月17日時(shí)點(diǎn)で、同局の所有する車(chē)両のうち分局や県公安分局の車(chē)両は全體の80．4％で、パトカーは全體の88．5％を占める。パトカーの臺(tái)數(shù)が増えたことで市民からの110番通報(bào)にも迅速な対応ができるようになり、警察官からは「事件の捜査解決の効率が上がった」との聲も出ている。

このほか集中管理制度を?qū)毪筏郡长趣?、幹部用に高?jí)車(chē)を購(gòu)入したり、公用車(chē)を私用目的で使うことがなくなった。同局は今後も厳格な車(chē)両管理を行うとしている。（翻訳?編集/JX）