2011年12月20日、北朝鮮?平壌で金正日（キム?ジョンイル）総書記の弔問式が行われた。中國(guó)外交部は公式に、新しい指導(dǎo)者である金正恩（キム?ジョンウン）氏の中國(guó)訪問を歓迎すると発表した。21日付で環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

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金正日逝去から2日後の19日、北朝鮮當(dāng)局が対外的に公式発表すると、すぐに中國(guó)共産黨、中國(guó)全國(guó)人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)、中國(guó)國(guó)務(wù)院、中共中央解放軍委員會(huì)は合同で北朝鮮の朝鮮労働黨と人民軍に対して弔電を打った。「金正日同志はご逝去されたが、彼は永遠(yuǎn)に朝鮮人民の胸中に生き続ける。朝鮮人民は金正日同志の遺志を継承し、朝鮮労働黨を囲んでしっかりと団結(jié)し、金正恩同志の指導(dǎo)の下、悲しみを力に代え、社會(huì)主義強(qiáng)國(guó)の建設(shè)のため、朝鮮半島の恒久平和を推進(jìn)し続けていくことを望む」との文言がつづられていたという。

この一連の動(dòng)きに対し、米メディアは「中國(guó)が北朝鮮を中國(guó)の一部、新たな省として扱おうとしているのではないか」という疑いを持っている。米紙ニューヨーク?タイムズは19日、金総書記の逝去について「最悪のタイミング。北朝鮮は現(xiàn)在、経済も人心も荒廃しており、政治的には孤立している。後継の金正恩氏は兵役に就いた経験がなく、軍の掌握も難しいことから、政権の交代は混亂が予想される」と報(bào)道。さらに、米國(guó)の北朝鮮政権に対する影響力はやはり中國(guó)ほど深くないと指摘し、「米國(guó)は中國(guó)の出方を見るべきである」と論じた。中國(guó)政府は朝鮮半島の分裂狀態(tài)を維持し、北朝鮮の権力が平和裏に委譲されることを望んでいる。だが、中國(guó)政府內(nèi)でも北朝鮮への関與については意見が分かれていることから、狀況はまだ不透明だ。

中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は、「若年で経験不足の金正恩氏にとって一國(guó)の安定は重荷であり、中國(guó)の後ろ盾は不可欠だ」と指摘。中國(guó)にとって、來(lái)年は習(xí)近平（シー?ジンピン）副主席が政権を握る大きな節(jié)目の年となる。そして外交政策では、北朝鮮を1つの省のように扱うようになるとみられている。そうなれば、中國(guó)はおそらく北朝鮮に対し、條件付の経済改革を迫るだろう。中國(guó)が支持を表明し、北朝鮮をバックアップすることで、朝鮮半島情勢(shì)のリスクが軽減されるのは間違いないが、韓國(guó)?中國(guó)?米國(guó)、この3國(guó)の対話の行方に注目が集まっている。（翻訳?編集/渡邊英子）