2018年2月19日、米華字メディア?多維新聞によると、中國初の無人宇宙実験室「天宮1號」が3月中に落下する可能性が高いと臺灣の中央通訊社が報じた。

天宮1號は2011年9月に打ち上げられ、16年3月に運用を終えた。當(dāng)初、中國國家宇宙センターは南太平洋の無人海域に落下させる計畫だったが、その後制御不能な狀態(tài)に陥ったとみられている。

歐州宇宙機(jī)関（ESA）の予測によると、3月中に北緯43度?南緯43度のどこかに落下する可能性があるという。この広大な範(fàn)囲には米國や日本、臺灣も含まれ、ニューヨークや東京などに落下するリスクもあるとし、各國に対策を呼び掛けている。

天宮1號は全長10．4メートル、重量8．5トンで、大気圏に突入する際に大部分は燃え盡きるとみられるが、重量100キロほどの殘骸が地表に落下し、有害物質(zhì)が飛散する危険性もあるとのこと。

中國が國連に提出した報告書では、17年10月?18年4月に落下する可能性があるとされていた。また、天宮1號の開発?設(shè)計を行った中國航天科技集団研究院は1月、18年上半期に落下するとの見通しを示すとともに、「制御不能に陥ったという説には何の根拠もない」と反論していた。（翻訳?編集/岡田）