2018年2月21日、韓國(guó)?ノーカットニュースによると、平昌五輪の閉幕が近づく中、五輪特需を期待していた開(kāi)催都市（平昌?江陵）周辺の宿泊施設(shè)や飲食店からはため息が漏れている。

平昌五輪開(kāi)催地周辺のある宿泊施設(shè)経営者によると、五輪期間中の予約率は普段より低い20％臺(tái)にとどまり、料金を割引して集客している狀況だという。同施設(shè)は昨年6月、五輪に向けて1カ月休業(yè)し、約3億ウォン（約3000萬(wàn)円）をかけて大々的なリフォーム工事をしていた。周辺の他の宿泊施設(shè)経営者らも「五輪を前にメディアが問(wèn)題視した『ぼったくり料金』を設(shè)定しているのは一部に過(guò)ぎないが、報(bào)道により宿泊施設(shè)全體が被害を受けている」と苦しい狀況を明らかにした。実際に、「ぼったくり料金」報(bào)道が波紋を呼んだ後、宿泊業(yè)界は「半額料金」を提示するなどの努力を続けていたが、結(jié)局はマイナスのイメージを払しょくできなかった。また、ソウル?江陵間の高速鉄道が開(kāi)通したことで五輪の競(jìng)技を「日帰り観戦」する人も増え、さらなる客の減少につながったという。

また、五輪會(huì)場(chǎng)周辺の飲食店も同じ狀況。五輪期間中に行われる交通規(guī)制の影響で、客は普段より減少したという。江陵にある飲食店の経営者は「シャトルバスの路線は競(jìng)技場(chǎng)を中心に編成されているため、他の地域の飲食店は五輪特需を期待できない狀況」とし、「交通規(guī)制のため常連客すら來(lái)なくなった」と不満を述べている。

これに先立ち、江陵市繁栄會(huì)や韓國(guó)外食業(yè)中央會(huì)などは「五輪特需の不均等」をなくすため、交通規(guī)制の解除を求める建議文書(shū)を江陵市に提出していた。これに対し、同市は飲食店の悩みを解消するため、1日平均500人ほどが利用する市庁區(qū)內(nèi)の飲食店を今月19日から23日まで休業(yè)することを決めた。同市市長(zhǎng)は「五輪期間中に相対的に店の経営に苦しんでいる人たちを助け、地域の経済が活性化されるよう職員たちが乗り出すことにした」とし、「これを機(jī)に、他の官公署も自発的に參加してほしい」と訴えた。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「自業(yè)自得」「元の料金設(shè)定が高過(guò)ぎたから、半額でも十分高い」「予想通りの結(jié)果。気分がすっきりした」「3億ウォンかけてリフォームするなんて、五輪でぼったくろうとしていたとしか思えない」など冷たい反応が數(shù)多く寄せられており、一度失った信頼を取り戻すのは難しいようだ。

また、実際に五輪競(jìng)技を観に行ったというユーザーからは「弁當(dāng)持參で日帰りした」「車で行き來(lái)した。これまでに莫大な稅金を費(fèi)やしただけあって、道路がきれいに整備されていたよ」「會(huì)場(chǎng)周辺の飲食店を利用したけど、外國(guó)人用のメニューは価格が高く設(shè)定してあった」との情報(bào)も。

しかし、これに対して一部のユーザーからは「良心的に商売をしている人たちに罪はない。國(guó)民の冷たい反応が悲し過(guò)ぎる」「メディアに問(wèn)題がある。五輪期間中に料金が上がるのは當(dāng)然の経済論理なのに」「感情的になって批判するのではなく、同じ韓國(guó)國(guó)民として心配してあげるべき」などと反発する聲も上がっている。（翻訳?編集/堂本）