2011年12月22日、香港のニュースサイト、アジア?タイムズ?オンラインは、米中関係について、2012年は人々を不安に陥れる年となる可能性があると指摘した。25日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

米中関係で米國(guó)の不満の焦點(diǎn)となっているのは、中國(guó)の保護(hù)主義と人民元の評(píng)価の低さである。オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)の“アジアへの回帰”政策などは両國(guó)関係をより緊張させるだろうし、両國(guó)間で摩擦が発生する可能性は必ず存在する。中國(guó)は摩擦を避けたいと願(yuàn)うだろうが、米國(guó)は楽観的であり、大統(tǒng)領(lǐng)選挙の年であることからも自発的に摩擦を起こす可能性すらある。

米國(guó)のアジアへの回帰は、ある種の安全理論に基づくものだ。すなわち、中國(guó)を傲慢で橫暴な、周辺國(guó)を不安に陥れる存在に祭りあげている。米國(guó)政府は「南シナ海の航行の自由において米國(guó)は國(guó)家利益を有している」とし、南シナ海の領(lǐng)有問(wèn)題に介入した。南シナ海の緊張は中國(guó)にとって不利であり、米國(guó)にとってはメリットがある。

人々を不安に陥れるのは、米國(guó)が自國(guó)の経済利益を安全保障問(wèn)題にすり替えようと試みることであり、南シナ海に軍事力を投入するための新たな口実を米國(guó)に提供することになる可能性が存在することである。

米國(guó)は、中國(guó)は世界の貿(mào)易に依存しており、軍事力にも劣るため対価を支払うことはないだろうと認(rèn)識(shí)するかもしれない。一方、中國(guó)政府は、そうした狀況であっても明確な反撃をすべきと考える可能性がある。これは非常に危険な決定である。

米國(guó)には中國(guó)に不利益を與える政策や手段、動(dòng)機(jī)がある?，F(xiàn)在欠けているのは適切な時(shí)期、あるいは一方の致命的な判斷ミスだけである。12年の米中関係について言えば、人々を不安に陥れる年となる可能性がある。（翻訳?編集/HA）