Record China 2018年2月22日(木) 12時0分
拡大
21日、2018平昌冬季五輪が開催される中、韓國メディアは予定されていた米朝會談を北朝鮮が直前にキャンセルした理由を分析した。資料寫真。
2018年2月21日、2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪が開催される中、韓國?SBSは予定されていた米朝會談を北朝鮮が直前にキャンセルした理由を分析した。
米ワシントンポスト誌によると、米朝會談の開催は2日に決定。平昌五輪開會式に參加するため訪韓中のペンス米副大統(tǒng)領が10日に北朝鮮代表団と會うことになっていた。北朝鮮がハイレベル代表団として金永南(キム?ヨンナム)最高人民會議常任委員會委員長と金與正(キム?ヨジョン)朝鮮労働黨中央委員會第1副部長を選抜したことから、北朝鮮側の本気度がうかがえた。
しかし、韓國入りしたペンス副大統(tǒng)領は5日、「私のメッセージは同じだ。北朝鮮は永遠に核兵器とミサイルへの野心を放棄しなければならない」と述べ、強硬な立場を曲げなかったという。
これを受け、北朝鮮は8日、「米國に対話を申し入れたことはなく、韓國訪問の期間、米國と會う意向はない」とし、「米國の強硬な態(tài)度が変わらなければ朝米の接觸は失敗に終わることになる」としていた。これに対し、ペンス副大統(tǒng)領は脫北者との面會、天安艦(北朝鮮による魚雷攻撃を受けて沈沒したとされる)の見學などを行った上、平昌五輪の晩餐會には遅れて到著し5分で退席、金永南委員長とは握手もしなかった。すると北朝鮮は10日、米朝會談の2時間前に突然キャンセルを申し入れたという。
SBSはペンス副大統(tǒng)領の行動を「米國の強い(北朝鮮の)非核化の意志を明確にしたもの」と指摘。その上で「北朝鮮は核放棄の意思がない狀況での米朝接觸に実益がないと判斷したと思われる」とし、「核開発と核廃棄という歩み寄ることのできないギャップが米朝の接觸を直前に中止させた」と分析した。
この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「殘念だ。からまった糸を解き、會話ができれば良い結果につながるだろうに」「ゆっくり行こう。平昌が良いきっかけになったことは明らかだ」「今回の平昌五輪をきっかけに、米朝間の対話の糸口が用意されたのは1つの成果」「今回は殘念な結果になったけど、またチャンスはある」など、実際に対話には至らなかった今回の米朝関係を肯定的に捉える意見が寄せられた。
また「いつまで朝鮮半島を緊張狀態(tài)にしておくの?米國は責任を持って會談を実現(xiàn)せよ」と米國側への注文も見られた。(翻訳?編集/三田)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/2/21
2018/2/20
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る