2011年12月21日、新華ネットの報道によると、2011年海外留學(xué)帰國者就職力調(diào)査報告がこのほど発表された。それによると、中國で「海帰」と呼ばれる海外留學(xué)帰國者の4割は月給が5000元（約6萬円）に満たないことがわかった。これについて専門家は「留學(xué)帰國者の就職における優(yōu)位性は今やあまり顕著ではなくなった。海外で2?3年の勤務(wù)経験を積んでから帰國するべき」とアドバイスしている。

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同調(diào)査は全國各業(yè)界の留學(xué)帰國者7800人あまりを?qū)澫螭?、職場での現(xiàn)狀を調(diào)査したもの。それによると、留學(xué)帰國者の初任給は約3000元（約3萬6000円）で、月給が3000?1萬元（約12萬円）とした人が71％を占めた。月給が5000元以下の人は4割以上を占め、1萬元を越えている人はわずか15％だった。

調(diào)査によると、留學(xué)帰國者のうち、民間企業(yè)に就職した人は46％、外資?合弁企業(yè)に就職した人は32％で、國有大型企業(yè)や公務(wù)員も人気が高かった。帰國後に起業(yè)した人は1％で、起業(yè)者の7割以上がハイテク分野に集中していた。

留學(xué)帰國者の収入を決定するのは海外での勤務(wù)経験だ。月給が1萬?3萬元（約36萬円）、さらには3萬元以上に達(dá)している「大海帰」もいる一方で、勤務(wù)経験がないために月給が3000?5000元にとどまっている「小海帰」が43％を占めた。

就職指導(dǎo)の専門家?趙正寶（ジャオ?ジョンバオ）氏は、「留學(xué)帰國者の大幅な増加に伴い、今や留學(xué)帰國者の就職における優(yōu)位性はあまり顕著ではなくなった。留學(xué)経験があるからといって、高給や高い役職を意味するわけではない。帰國後の就職で競爭力をつけるためには、2つのポイントがある。1つ目は、留學(xué)卒業(yè)後に2?3年間勤務(wù)して世界における業(yè)界の現(xiàn)狀を把握すること、2つ目は出國前に學(xué)習(xí)目標(biāo)とキャリア計畫を立て、自分に合った専攻を選ぶことだ」との見方を示した。（編集/內(nèi)山）