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<中國人観光客が見た日本>白川郷でハプニング発生!殘念な思い出も、その景色は「息をのむほど」

Record China    2018年2月25日(日) 1時20分

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中國のネット上に、白川郷へ旅行した中國人観光客が、その時発生したハプニングについてつづった旅日記が掲載された。寫真は作者提供。

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中國のネット上に、白川郷へ旅行した中國人観光客が、その時発生したハプニングについてつづった旅日記が掲載された。以下はその內(nèi)容。

その他の寫真

もしも誰も人がいないなら、白川郷の景色は息をのむほどの美しさだ。青灰色の山に囲まれた白雪と青緑色した湖の清らかな大自然。ところが、白川郷へ行く途中でスリル満點(diǎn)の出來事が発生した。

川向いの美景を見かけたとき、私は興奮してウサギのように川の方へと走って行ったのだが、突然、足が下へと沈んだ。両足が太ももまですっかり深い雪の中に埋もれ、ぼうぜんとした。雪の下が平地なのかも分からず、もしかしたら川へ落ちてしまうかもしれないと思った。這い出る勇気もなく、母も近くでただ驚いているだけだった。

幸い、近くに2人の親切な人がいて、私のコートとカバンを見ていてくれたので、私はゆっくりと少しずつ這い出ることができた。足がすべて出てきたときに雪靴がまだ深い雪の中に取り殘されていることに気付いた。この時、私は両足をまっすぐにして立てなかった。圧力をかけ過ぎてまた沈むのではないかと心配で、雪の上を這いながら、手を伸ばして1メートルもある穴から雪を少しずつかき出して、ようやく雪靴をつかんで取り出すことができた。

ふ?、なんてみじめなんだ。靴下しかはいていない足は凍りつきそうだ。這い上がってまず母に「寫真か動畫を撮った?」と聞いたが、やっぱり撮っていなかった。Wさん(知人)がいればきっと全過程を記録してスマホに殘し、1カ月は私を笑いものにしたに違いないのに。実に惜しい。

いわゆる「合掌造り」式の住宅とは、茅葺(かやぶき)の人字型をした屋根の家で、冬に雪が屋根に積もり過ぎて家がつぶれてしまわないように、傾斜をつけて雪が落ちるようになっている。白川郷には合掌造りが110棟以上あり、1995年12月に國連のユネスコ世界文化遺産に登録された。

思いがけないことに40分並んだ頃から雪がちらついてきた。母が冷たい風(fēng)の中、私に付き合って寒さに震えているのを見て忍びなく思い、ほとんど動かない行列を見てあきらめることにした。行列を離れた時、自分の決斷は正しかったと確信した。前には250人ほど並んでいたのだ。しかも山頂の展望臺までの小さなバスは十?dāng)?shù)分に1本しかなく、多くても20人くらいしか乗れない。これは、並んで待っても私の番がくるのには相當(dāng)な時間がかかる。

少なくとも1時間半ほどの並ぶ時間が節(jié)約できたので、私たちは村の中のあちこちを回って雪遊びをし、その後、喫茶店で溫かいラテを飲んで、近くで買った新しい靴下に履き替えた。並んでいるよりずっと良い気分になった。いずれにしても私は並ぶのが大嫌いなのだ。

暗くなるにつれ雪も強(qiáng)くなり、道路もますます滑りやすくなって歩きにくくなった。私たち2人は傘を持っておらず、夜7時半前までには車を降りた集合場所に戻らなければならなかったので、素晴らしいとは言えない思い出を攜えてここを離れることにした。

白川郷は、間違いなく美しい所で、時間をかけて見に來るに値するところだ。でも毎年天気の良い日はごくわずかで、ほとんどが雨や雪なので、特別に美しい寫真を撮りたいと思ったら少しの運(yùn)も必要だ。もし次があるなら、絶対に旅行客の少ない日を選んで、改めてこの詩や絵のような境地の冬の楽園を感じてみたい。(翻訳?編集/山中)

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