2011年12月22日、英ケンブリッジ大學(xué)の中國人講師、劉瑜（リウ?ユー）氏が「來ていない人は手を挙げて下さい」と題した記事を中國のブログサイト?網(wǎng)易博客に掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

先生がクラスで點(diǎn)呼を取る時(shí)に「來ていない人は手を挙げて下さい」と呼び掛ける笑い話がある。その場にいない人に「手を挙げて下さい」とは何ともナンセンスだ。今の中國は高層ビルが立ち並び、高級車が長蛇の列、街は常ににぎやかな雰囲気に包まれているが、その裏ではどれほどの「來ていない人」が見えないところで手を挙げているのだろうか。

北京の友人に「薛錦波（シュエ?ジンボー）氏を知っているか」と聞いてみた。彼女は「知らない」という。彼は広東省で自治組織を結(jié)成した村の代表格だったが、當(dāng)局に連行された後、「心臓発作」で急死した人物だ。では、選挙で獨(dú)立系候補(bǔ)者として立ち上がった後、暴行を受けた韓頴（ハン?イン）氏は？チベットの金鉱で2年間働いた後、じん肺患者となった雷金模（レイ?ジンモー）氏は？いずれも答えは「知らない」だった。

世の中には「知っていること」「知らないこと」のほかに、「自分が知らないことすら知らないこと」の3種類が存在する。先に挙げた3人の件は彼女にとって「知らないことすら知らない」部類に屬するといえるだろう?；鹦扦坤盲皮饯未嬖冥工橹椁胜堡欷?、火星人がどんな風(fēng)なのかと思いを巡らせることもない。

彼女は北京のきらびやかな世界しか見ていない。その裏に存在する「光が當(dāng)たらない世界」の情報(bào)は目や耳に入ってこないのだ。だが、そこにはあと何人の「薛錦波、韓頴、雷金?！工い毪韦坤恧Δ?。中國では一體あとどれほどの人たちが「いない人」扱いされているのだろうか。（翻訳?編集/NN）