2011年12月26日、中國(guó)中央テレビ（CCTV）でインターンを経験した西ドイツテレビのキルスティン?ロルフ記者が、ドイツ紙にその內(nèi)容を語った。

【その他の寫真】

ロルフ氏は、フランクフルター?ルンドシャウ紙の23日の特集「中國(guó)のテレビはいかにして國(guó)民を欺くか」で、「歐米ではテロの溫床とされているパキスタンも、政策に呼応して好意的に報(bào)じられる。中國(guó)は今年、アフリカに100人以上の記者ステーションを開設(shè)するが、資源の豊富な経済的パートナーという見方が報(bào)道にも反映されている」と語った。

中國(guó)では事件毎に審査レベルが異なり、方法も巧妙だ。高速鉄道事故ではドイツのエシェデで起こった脫線事故を引き合いに出し、死者はさらに多かったと伝えている。

國(guó)営メディアには3つのタブーがある。ダライ?ラマを映すことは許されず、天安門事件を知らない若手記者もいる。米國(guó)による臺(tái)灣への戦闘機(jī)売卻についても、メディアは臺(tái)灣を激しく非難した。

あらゆる表現(xiàn)が監(jiān)視され、雑誌の編集會(huì)議でも決定事項(xiàng)が伝えられるのみで、審査官の警告で報(bào)道価値のあるテーマが突如消滅することもある。

ロルフ氏は「記者の多くはネット規(guī)制を突破して歐米の報(bào)道に觸れる方法を知っており、現(xiàn)政権に批判的な者もいる。今後、審査制度の重點(diǎn)はネットへの規(guī)制、CCTVの厳格な審査が鍵になるだろうが、審査制度が數(shù)年後も厳格であり続けるとは考えられない」と語った。（翻訳?編集/岡本悠馬）