韓國に今「日流ブーム」が巻き起こっている理由=韓國ネット「韓國人は世界一日本を愛している」「韓國らしさが失われていく」

Record China    2018年4月3日(火) 9時20分

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2日、韓國メディアは「韓國で最近“日流”ブームが巻き起こっている」とし、その特徴について「大衆(zhòng)性?多様性がある」と分析した。日本文化を楽しむ人が増え、その対象も以前より多様化し、大衆(zhòng)的になってきているという。寫真はソウル。

2018年4月2日、韓國?中央日報は「韓國で最近“日流”ブームが巻き起こっている」とし、その特徴について「大衆(zhòng)性?多様性がある」と分析した。日本文化を楽しむ人が増え、その対象も以前より多様化し、大衆(zhòng)的になってきているという。

記事によると、ソウル延南洞の繁華街では日本食を提供する店が急増している。ある通りは約20の建物のうち半分以上が日本関連の店だという。日本から靴や衣料を直輸入して販売するショップ「ギョサンパール」の代表は「40?50代の客が多い」とし、「最近は日本と外交的に問題があるが、生活用品や雑貨の購入においては日本製に嫌悪感を示す人はいない」と述べているそうだ。

さらに記事は「かつての『日本食は高い』というイメージもなくなってきている」とし、「若者が多く集まるソウル都心には日本伝統(tǒng)の壽司だけでなく、居酒屋、日本の家庭料理屋、うどんやカレーの専門店など多様な日本料理店が競うように並んでいる」と説明。ソウル江南駅周辺の20代が多く集まる場所では1人前1000円ほどのカジュアルな日本料理店が人気を集めており、日本の家庭料理を提供する店「トッキジョン(うさぎ亭)」は午後5時になると長い行列ができるとのこと。江南駅周辺で不動産仲介事務(wù)所を営むAさんは「江南駅周辺の飲食店は高い賃料を払えずわずか數(shù)カ月で廃業(yè)するケースも多いが、日本料理店だけは繁盛している」と話したという。

また記事は「ロッテカードの取引データや関稅庁の貿(mào)易統(tǒng)計データを見ても“日本消費(fèi)ブーム”が確認(rèn)できる」と伝えている。ロッテカードの日本式に分類される店はここ5年で40%増加。日本のビールと日本酒の輸入量も2008年から昨年はそれぞれ約10倍、2.6倍に増加したとのこと。ネット上にも日本関連のブログや掲示板があふれ、そのテーマも留學(xué)、旅行、文化紹介、日本製品の購入代行、音楽、ファンション、プロ野球、登山、食器など多種多様に渡っているそうで、韓國最大のポータルサイト「ネイバー」のブログチーム長は「ここ5年間、日本関連のコンテンツは毎年30萬件以上ずつ増えている」と話したという。

日韓の政治?外交関係が冷え込んでいるにもかかわらず韓國社會に「日流ブーム」が巻き起こっている理由について、記事は「円安の影響で日本に接する機(jī)會が増えた」と分析。また「日本社會に韓流が本格的に進(jìn)出したことで、日本文化に対する好奇心も強(qiáng)まった」とも伝えている。文化評論家のハ?チェグンさんは「日本文化には底力があり、いまだに韓國が追いかけ続けている狀態(tài)であるため、日本文化の消費(fèi)は今後も増える可能性が高い」とし、「最近の若者たちは個性やささいな日常を重視し始め、感性への関心が高まっているため、そういうものを満たしてくれる日本のコンテンツが新たに注目されている」と説明したという。

これについて、韓國のネットユーザーからは「隠しているけど、韓國人は世界で一番日本を愛している」「日本に関心を持つ人は本當(dāng)に多い」「日本の文化は靜かでシンプルでナチュラル。食べ物は衛(wèi)生的。映畫も最高だ」「文化、経済、市民の成熟度など全ての面で日本の方が優(yōu)れている」「日本の永住権を取得することが今の夢」「過去は気にしない。日本製品が好き!」などの聲が上がり、「日流ブーム」が起きていることをうかがわせる。

一方で「韓國が歴史問題でいまだに日本から心からの謝罪を受けられていない理由が分かる現(xiàn)実」「どんどん韓國らしさが失われていく」「口は反日なのに行動は親日。いっそ獨(dú)島(日本名:竹島)もあげちゃえば?」「日本のものを売るのはいいけど、看板まで日本語にするのはやめてほしい」などと懸念する聲も數(shù)多く上がっている。(翻訳?編集/堂本

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