2018年4月3日、韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)によると、中國(guó)の廃資材輸入禁止措置が施行されてから3カ月が過ぎ、韓國(guó)では各地で廃ビニールやプラスチックの未回収問題が発生。大混亂が起きているという。

韓國(guó)ではリサイクル業(yè)者がペットボトルやビニール類を回収しなくなったため、首都圏の至るところでごみが山積みになっている狀態(tài)だという?？嗲椁蚴埭?、「直接回収に當(dāng)たる」との臨時(shí)方策を発表した地方自治體もあるという。

また、中國(guó)は昨年7月の時(shí)點(diǎn)でペットボトルなど一部のプラスチック類の輸入を禁止すると予告していたため、韓國(guó)では「深刻さを認(rèn)識(shí)できなかった政府が対応を怠った」と批判する聲が高まっている。環(huán)境部は「リサイクル業(yè)者と協(xié)議し、収益性を確保する代わりにこれまでどおりの分離回収を続けることになった」との立場(chǎng)を示したが、一部からは「ビニールの焼卻や埋め立てなどの問題が殘っている上、廃プラスチック全體の処理も事実上不可能な狀況」と指摘する聲が上がっている。

中央日?qǐng)?bào)は日本との対応の違いについても言及。日本について「韓國(guó)と同様、プラスチックの輸出の半分以上が中國(guó)向け」と説明した上で、「中國(guó)がプラスチックの輸入を禁止するとの方針を発表した直後から、輸出地域をベトナムや臺(tái)灣、マレーシアにまで広げるなど対応を模索してきた」と伝えている。また記事は「日本は全體のプラスチック廃棄物発生量の約88％を國(guó)內(nèi)で処理している」とし、「すでに廃プラスチックの大部分を國(guó)內(nèi)でリサイクルできる処理能力を備えているにもかかわらず、輸出を拡大して活路を見出そうとしているということ」と説明している。

さらに「日本のリサイクル業(yè)界や環(huán)境団體は中國(guó)の輸入規(guī)制をむしろチャンスと捉え、歓迎する姿勢(shì)を示しているとの聲もある」とし、「現(xiàn)在の12％ほどの輸出量を內(nèi)需用に回して『事業(yè)チャンス』にするという趣旨だ」と伝えている。最後に記事は、日本政府が「リサイクル率を高めるためにはプラスチック廃棄物を最大限きれいな狀態(tài)で排出することが重要」と考え、厳しい分離排出制度を?qū)g施していることも紹介している。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「やっぱり日本。學(xué)ぶべきところの多い國(guó)であることは確か」「日本は常に韓國(guó)の一歩先を行っている」と日本の対応に感心する聲や、「これは國(guó)民性の問題。リサイクル問題について韓國(guó)は日本から學(xué)ぶべき」「政府も會(huì)社も同じ。日本は問題を予測(cè)し前もって備える文化。韓國(guó)は問題が生じると分かっていても、実際に生じた後でないと動(dòng)き出さない」などと指摘する聲が上がっている。

また、韓國(guó)について「つまり韓國(guó)の公務(wù)員の職務(wù)怠慢が原因ということ」「韓國(guó)の政治家は楽だろうね。対策を立てなくても、日本をまねすればいいから」「政権は変わっても公務(wù)員は変わらない」とため息交じりの聲も上がっているほか、「他國(guó)への輸出は一時(shí)的なもので、根本的に解決するにはプラスチックを減らさなければならない」と主張する聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）