2011年12月24日、英紙インデペンデントは「中國(guó)がワインを理解するスピードに世界のワイン業(yè)界が驚愕」と題した記事を掲載し、中國(guó)で急速に普及するワインの狀況について報(bào)じた。27日付で新華社通信（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

中國(guó)におけるワインの普及が注目される理由の1つに、香港が世界のワイン取引の新しい中心になっていることが挙げられる。香港では08年2月、ワインに対する稅を廃止したが、これを機(jī)にワイン取引が急増。ワイン輸入業(yè)者は現(xiàn)在350社にまで増加し、中國(guó)本土へのワインの主要供給源になっている。

一方、中國(guó)本土のワイン輸入業(yè)者は、數(shù)年前の1000社から現(xiàn)在は2萬(wàn)社に急増。ワイン消費(fèi)量は95年にはほぼゼロだったものが、現(xiàn)在は2000萬(wàn)箱以上にまで増えているものの、ワイン人口はまだ中産階級(jí)の11％に過(guò)ぎないと見られている。また、10年以內(nèi)に、ワイン人口は5000萬(wàn)?1億人に、ワイン輸入量は約1億箱に達(dá)すると推計(jì)されている。

以前は輸入ワインは北京や上海、広州など主要都市の外資系ホテルや販売店に卸していたが、現(xiàn)在は內(nèi)陸部にも範(fàn)囲を広げ、國(guó)內(nèi)主要ホテルや大型スーパーなどが主流になっている。ワインに関する知識(shí)や味わい方などを?qū)Wぶ講習(xí)會(huì)も人気を集め、各地で小売業(yè)者が開催してワイン普及に一役買っている。

ワインの知識(shí)が深まるにつれ、特定銘柄に対する人気や嗜好も徐々にはっきりしてきており、産出國(guó)別の各種ワインに対しても関心が高まっている。最も人気が高いのはフランス産とオーストラリア産で、これ以外には南アフリカ産、チリ産などの消費(fèi)量が急増している。南アフリカ産の輸入ワインの販売量は、05年に2萬(wàn)箱だったものが10年には25萬(wàn)箱にまで増加。これらの國(guó)のワイン業(yè)者にとっては、非常に大きなチャンスが訪れているという。（翻訳?編集/HA）