2011年12月29日、米紙ロサンゼルス?タイムズは北京に駐在する『中國(guó)経済季刊』のトム?ミラー編集長(zhǎng)に、都市化を続ける中國(guó)の問題點(diǎn)についてインタビューした記事を掲載した。

【その他の寫真】

中國(guó)では今後15年間で、アメリカの全人口に匹敵する3億2000萬人が都市に「移民」すると予測(cè)されている。中國(guó)の都市は粗削りで、多くの人の目には醜く映る。都市住民は毎年2000萬人ずつ増加し、生活の向上を求める聲は高まっているが、政策決定は経済成長(zhǎng)が優(yōu)先され、住宅には品質(zhì)やデザインよりもスピードが要求される。中國(guó)は巨大な人口に対して土地が少なく、住宅は密集式とならざるを得ない。

北京で大問題になっている汚染と渋滯は、野放図な発展は生活の向上などもたらさないという現(xiàn)実を突き付けてきた。北京では車中心に建設(shè)が進(jìn)められているが、望ましいことではないだろう。一方で來年には30以上の都市で地下鉄建設(shè)が計(jì)畫されている。都市鉄道があれば人口を分散させることができ、インフラ建設(shè)は成功しているといえる。

また、中國(guó)は社會(huì)保険システム確立に向けて動(dòng)いている。狀況は1940年代の英國(guó)に似ているが、國(guó)の規(guī)模も支出額もはるかに巨大だ。

中國(guó)は都市建設(shè)の原材料をほとんど輸入に頼り、鉄鉱石輸出業(yè)者の関心を集めている。都市住民は肉を多く消費(fèi)するため、米國(guó)が飼料の大豆を輸出することも重要になる。自動(dòng)車の購(gòu)入者が増えれば、ガソリン価格も上昇し、石油価格にも影響を與えることになるだろう。（翻訳?編集/岡本悠馬）