人民網(wǎng)日本語版 2018年2月26日(月) 19時(shí)20分
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小さい頃、正月にお年玉をもらうと、「お母さん貯金しておいて」と母親に預(yù)けた人も少なくないに違いない。しかしそんなお年玉がなくなってしまうという「悲劇」に見舞われた子供がいる。このほど、浙江省寧波市のある母親は子供のお年玉3萬5千元(約59萬円)を使い、ブランドバッグを購入。彼女曰く、「子育てはあまりにも大変。ブランドバッグはそんな自分へのご褒美」なのだそうだ。銭江晩報(bào)が伝えた。
お年玉59萬円でブランドバッグを購入
蔡さんというこの若い母親はアンケートに対し、「子供がもらったお年玉の3萬5千元を使ってブランドバッグを買うつもり。もうどれを買うのかも決めていて、デパートで買うか、友達(dá)に代理購入を頼むつもり」とその回答はいっそ潔いと言ってもいいほどだ。
蔡さんの子供は今1歳ちょっとで、産後の1カ月間だけお手伝いを雇った以外は、彼女一人で面倒をみているのだという。
蔡さんは、「とにかく大変だった。母乳だけで子育てするために、2カ月ちょっとの間、身體的にもとても辛かったけど、何とか母乳を続けようと頑張った。その上、赤ん坊はなかなか言うことを聞かなくて、抱っこしないと眠らない。だから抱き上げると3?4時(shí)間は抱っこしていなければならなくなってしまう。でも私一人で面倒をみないといけないから、仕方なくベッドの上に座りながら抱っこしてた。もう本當(dāng)に大変だった」と過去1年を振り返る。それは彼女にとってまさに「悲慘そのもの」と形容するにふさわしかったらしく、「あの時(shí)期は水分を摂ることも怖かった。水分を摂りすぎるとトイレに行かなくちゃならないし、トイレに行くのに赤ん坊をベッドに寢かせれば泣きだす始末。でも母乳を出すには水分を摂らない訳にもいかなかった」と続けた。
ブランドバッグはこうした大変な1年を乗り越えた自分へのご褒美だというのが彼女の考えらしい。
そしてこうした考えをもつ両親は少なくないようだ。
あるアンケートでは、2人の子持ちの母親たちの多くは、子育ては大変すぎるのでお年玉は自分のために使うことにしていると回答している。
保護(hù)者の半數(shù)がお年玉を貯金、3割は家計(jì)に
今回アンケートを行った100世帯のうち、保護(hù)者の大半は「70後(1970年代生まれ)」と「80後(1980年代生まれ)」だった。
回答者のうち、保護(hù)者の半數(shù)が子供のために保険や財(cái)テク商品を購入し、教育基金に組み入れていると回答し、2割の保護(hù)者はお年玉は全額子供に渡して、子供自身に管理させていると回答した。
また3割の保護(hù)者は家計(jì)に組み入れているとし、その多くは「80後(1980年代生まれ)」と「90後(1990年代生まれ)」だった。
こうした保護(hù)者たちのほとんどが典型的な「子供のものは自分のもの」という考えを持つ親で、ある「90後」の保護(hù)者は「普段から私のお金で子供の衣食住をまかなっているのだから、お年玉は當(dāng)然私のもの」ときっぱり回答している。
浙江立甬法律事務(wù)所の唐才宗弁護(hù)士は、「お年玉は子供に送られたものであり、その所有権は子供にある。そのため両親はお年玉を保管する権利しかなく、所有権はないため、子供にとって利益となることにのみこのお金を使うことができる」との見方を示している。(編集TG)
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