“平昌五輪金メダリスト”韓國の英雄にメダル剝奪の危機?=韓國ネットからは擁護の聲

Record China    2018年4月12日(木) 7時40分

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10日、韓國メディアによると、韓國大統(tǒng)領府の掲示板に、“スピードスケート長距離の英雄”とまで呼ばれた李承勲選手の「金メダル剝奪」を求める請願が掲載され、話題となっている。寫真は平昌五輪會場近くのオブジェ。

2018年4月10日、韓國?聯合ニュースによると、韓國大統(tǒng)領府の掲示板に、“スピードスケート長距離の英雄”とまで呼ばれた李承勲(イ?スンフン)選手の「金メダル剝奪」を求める請願が掲載され、話題となっている。

記事によると、2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪スピードスケートマススタートで金メダルを獲得した李選手は、冬季五輪の舞臺で5個のメダルを獲得し“韓國の英雄”となった。しかし、7日に放送された韓國のテレビ局SBSの番組「それが知りたい」の「冬の王國の陰?議論の氷上連盟」の回で、「大韓氷上競技連盟のチョン?ミョンギュ副會長(當時)の最大の保護を受けた受益者」として描かれたという。記事は「放送後、李選手は瞬く間に“氷上の英雄”から“氷上の積弊”と呼ばれる事態(tài)になった」と伝えている。

同番組は、「チョン元副會長が平昌五輪で李承勲選手が金メダルを獲得できるよう、鄭在源(チョン?ジェウォン)選手にペースメーカーの役割をするよう指示した」と紹介した。視聴者からは「李承勲がチョン元副會長の保護を受けて五輪金メダリストとなった」との聲が上がり、李選手を「氷上界の積弊」として大統(tǒng)領府の國民請願掲示板に金メダル剝奪を求める請願まで掲載されたという。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは2000件に迫るコメントが寄せられており、この問題への関心の高さがうかがえる。コメント欄には「スケート連盟を批判すべき。選手への個人攻撃は間違っている」「なぜ自國の金メダリストを罵倒するんだ」「苦労して最善を盡くした選手を非難するとは何事だ」「選手には作戦に対する決定権がない。全て監(jiān)督の指示だろう」など、大統(tǒng)領府掲示板への請願とは裏腹に、李選手を擁護する聲が大半を占めた。

また「韓國國民はいつからこのように低レベルになってしまったのか…」と、ネット上での個人攻撃がエスカレートしている現狀を憂える聲も見られた。(翻訳?編集/三田)

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