旅客機(jī)などを開発する中國(guó)の國(guó)策會(huì)社、中國(guó)商用飛機(jī)（COMAC）は26日、「大型ジェット旅客機(jī)」と位置付け同社が開発するC919の購(gòu)入予約が815機(jī)に達(dá)したと発表した。

COMACは26日、リース業(yè)などを営む中國(guó)華融資産管理と北京市內(nèi)で、C919について30機(jī)、COMACがC919に先行して開発した地域路線用の小型ジェット機(jī)のARJ21については20機(jī)の購(gòu)入予約契約を結(jié)んだ。同社によると、C919の購(gòu)入予約は815機(jī)、ARJ21は453機(jī)に達(dá)した。

中國(guó)華融資産管理は同契約について、大型旅客機(jī)を発展させることは習(xí)近平政権が提唱する「中國(guó)の夢(mèng)」における重要な構(gòu)成部分であり、國(guó)內(nèi)外で急速に伸びる民間航空輸送の需要を満たすための重要な措置との考えを示した。

C919は座席數(shù)190席クラスのジェット旅客機(jī)で、2017年5月に初飛行を行った?，F(xiàn)在のところ18年中の運(yùn)用開始を目指している。これまでのところ発注した外國(guó)企業(yè)は米國(guó)企業(yè)のGEキャピタル?アビエーション?サービスとシンガポール企業(yè)のBOCアビエーションのそれぞれ20機(jī)があるだけで、それ以外は中國(guó)企業(yè)とされている。

航空機(jī)の開発製造ビジネスでは、米連邦航空局（FAA）や歐州航空安全機(jī)関（EASA）の型式証明の取得が極めて重要だ。FAAとEASAの型式証明は國(guó)際的な地位を確立しており、取得していないと多くの國(guó)における飛行ができないためだ。

しかし中國(guó)の場(chǎng)合には自國(guó)の型式証明を取得できれば、巨大な國(guó)內(nèi)市場(chǎng)があるためにFAAとEASAの型式証明を取得していなくてもビジネスとして十分に成立するとされている。また、C919は當(dāng)初、自國(guó)の型式証明だけを目指すとされていたが、現(xiàn)在はEASAの型式証明の取得も視野に入れていると見られている。

C919の機(jī)種名について「C」にはチャイナ、「9」は中國(guó)語で同音である「久（ジウ、永遠(yuǎn)）」、「19」には190席の意が込められているとされる。また、中國(guó)はエアバス（A）、ボーイング（B）に続いて民間航空機(jī)製造の一翼を擔(dān)う「ABC體制」を狙っているとされる。（翻訳?編集/如月隼人）