Record China 2012年1月4日(水) 7時24分
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2日、ノーベル経済學賞受賞者のポール?クルーグマン博士は米紙ニューヨーク?タイムズのコラムで、2012年の中國経済の行方を分析した。寫真は中國?安徽省のアパレル工場。
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2012年1月2日、ノーベル経済學賞受賞者のポール?クルーグマン博士は米紙ニューヨーク?タイムズのコラムで、2012年の中國経済の行方を分析した。香港紙?文匯報(電子版)が伝えた。以下はその內(nèi)容。
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このような狀況を想像してみて欲しい。近年の経済成長は巨大な規(guī)模の建設(shè)業(yè)の繁栄によるもので、その繁栄を推進する原動力は高騰する不動産価格。経済成長はバブルの典型的な特徴を示している。融資は急速に伸びているが、その大部分は伝統(tǒng)的な銀行融資ではなく、政府の規(guī)制を受けない「影の銀行システム」によるもの。そのバブルが今、弾けかかっている。
これは80年代末の日本のことだろうか?それとも、2007年の米國?実は、中國の今を描寫したものだ。もはやこれ以上の激震に耐えられそうもない世界経済だが、中國が次の震源地となりそうな気配を見せている。過去10年、中國経済で最も目を引いたのは、家庭の消費は伸び続けているものの、経済全體の成長ペースには遅れをとっていること。消費がGDP全體に占める割合はわずか35%で、米國の約半分にすぎない。
では、誰が中國で生産された商品やサービスを買っているのか?答えの一部は當然、我々米國人ということになる。だが、さらに大きい部分を占めているのは投資性の支出で、それはGDPの半分に迫る勢い。こうした投資を後押ししているものが、膨れ上がる不動産バブルである。2000年以降、不動産投資がGDPに占める割合は倍増を続けている。その増えた部分の大部分が建設(shè)関連企業(yè)であることは間違いない。
今、バブルは弾けかかっている。それが中國経済、そして世界経済にどれほどの損害を與えるのか?中國は取るべき措置を取っているから心配ない、との聲もあるが、こうした言い方は80年代に日本のバブルが弾ける前にも聞いたことがある。その後も米國は「日本のようなミスは絶対に繰り返さない」と言いながら、結(jié)局、さらにひどい事態(tài)に陥っている。
筆者の心配が単なる杞憂に終われば良いのだが、心配しないわけにもいかない。今の中國は我々が今まで目にした他の國?地域の経済が衰退していく狀況と良く似ている。世界経済は歐州危機ですでにかなりの痛手を負った。これ以上の危機が加わらないことを願っている。(翻訳?編集/NN)
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