中國は新たな「世界の警察官」になるのか?新たな超大國の國際干渉を歓迎せよ―英紙

Record China    2012年1月5日(木) 5時46分

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12月31日、英紙フィナンシャルタイムズは記事「中國は新たな『世界の警察官』か?」を掲載した。中國の國際秩序への関與拡大を歓迎するべきだと説いている。寫真は2011年、深セン市警察の公開日。

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2011年12月31日、英紙フィナンシャルタイムズは記事「中國は新たな『世界の警察官』か?」を掲載した。2012年1月3日、新華網(wǎng)が伝えた。

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2011年は中國の世界戦略における一つの転換點(diǎn)となった。歐州債務(wù)危機(jī)、米國防予算の削減が続く狀況下にあって、將來、中國が大國として國際秩序維持により大きな役割を果たすという予期が高まってきたのだ。

中國の対外拡張のペースは、野心むき出しの中國政府指導(dǎo)者の予想すら上回るものだ。しかし投資の多角化、石油利益の保護(hù)、シーレーンの防衛(wèi)、在外労働者の保護(hù)など新たな分野に進(jìn)出しようとするたびに中國は意外な反発を受けてきた。メコン川タイ流域での中國人船員殺害事件、リビア內(nèi)戦における中國人労働者3萬5000人の脫出などが例となろう。

アフガニスタンが代表的だが、中國の世界進(jìn)出はこれまで歐米諸國が作り上げた安全を無料で享受する形で行われてきた。しかし、國連平和維持活動(PKO)への積極的な參加、ソマリア海賊対策の軍艦派遣などその態(tài)度は変化してきている。

歐米諸國はこれを脅威ではなく、チャンスととらえるべきだろう。イラン、北朝鮮、スーダンなどの問題でも、中國に不干渉政策を廃棄させ參與するよう促すべきだ。すでに中國は超大國となり、多くの海外利権を有している?,F(xiàn)時點(diǎn)では考えにくいことだが、アンゴラのような中國が利権を持つ資源國で危機(jī)が生じた時、中國が國連に行動をとるよう求めることすら將來的には考えられる。

海外への関與を強(qiáng)める中國に歐米諸國は脅威を感じている。しかし、自信を持った中國が自己の利益を守るために行動することは、恐らく良いニュースととらえるべきであろう。(翻訳?編集/KT)

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