2018年2月28日、中國軍機(jī)による韓國の防空識別圏への進(jìn)入をめぐり、韓國國防部が駐韓中國大使館の武官を呼び出して抗議したとの報道に関し、中國紙?環(huán)球時報は「韓國には抗議する理由がない」とする専門家のコメントを掲載した。

韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國軍合同參謀本部は27日、中國のY9偵察機(jī)とみられる軍用機(jī)1機(jī)が同日午前9時34分（日本時間同）ごろ、済州島の南の巖礁、離於島付近の韓國の防空識別圏に入り、釜山東南の海上を経て鬱陵島の西北約56キロまで進(jìn)んだ後、旋回して進(jìn)入した経路に沿って南下し、韓國の防空識別圏を出るまで約4時間半にわたって偵察飛行したと発表した。

韓國軍は戦闘機(jī)10機(jī)を発進(jìn)させて対応したほか、韓中の直通通信網(wǎng)と放送によって飛行を中止するよう警告したという。韓國國防部は27日夜、駐韓中國大使館の武官を呼び出して抗議した。

環(huán)球時報は、こうした韓國メディアの報道を伝えた上で、「韓國には抗議する理由はない。報道を見る限り、中國軍機(jī)は韓國の領(lǐng)空を侵犯していない。防空識別圏は領(lǐng)空ではない。領(lǐng)空の外では、國際法で各國軍機(jī)に航行と飛行の自由が認(rèn)められている」とする専門家の見解を伝えた。（翻訳?編集/柳川）