2018年2月27日、韓國紙?亜州経済は、中國企業(yè)が2018年末から半導(dǎo)體の大量生産を始めようとしており、グローバル市場における韓國企業(yè)の立場に深刻な影響が生じるのではないかとの懸念が深まっていると伝えた。

記事によると、半導(dǎo)體にはリード?オンリー?メモリ（ROM）とランダム?アクセス?メモリ（RAM）があり、ROMは半導(dǎo)體市場の4分の3を占める。ROMの分野に限れば中國の技術(shù)はすでに韓國を上回っているという。

半導(dǎo)體市場調(diào)査會社?米IC Insightsが25日に発表した統(tǒng)計では、09年の時點ではファブレス半導(dǎo)體企業(yè)トップ50社のうち中國は1社だけだったが、16年になると11社にまで増え、シェアも10％を突破。一方、韓國は1社のみで、シェアも1％にとどまっている。

中國のファブレス半導(dǎo)體企業(yè)は、近年のモノのインターネット（IoT）や人工知能（AI）、自動運転車などの急成長を背景に業(yè)績を大きく伸ばし、韓國のサムスン電子と並ぶ総合半導(dǎo)體メーカーに成長。その影響力を拡大させている。

記事は「中國が『自給自足』するようになって自國のシェアを高めれば、韓國の半導(dǎo)體輸出にも影響が生じることになる。そうした中、中國の半導(dǎo)體企業(yè)は年內(nèi)にも3カ所の工場を完成させ、大量生産をスタートさせる」と伝えた。

また、米モルガン?スタンレーは、中國の半導(dǎo)體企業(yè)が増産すれば18年のNAND型フラッシュメモリとダイナミック?ランダム?アクセス?メモリ（DRAM）は大幅に値下がりすると予測している。

中國政府は半導(dǎo)體分野への投資や海外での企業(yè)合併?買収（M＆A）に積極的で、そうした事情も半導(dǎo)體分野における中國の競爭力を高める要因になっていると記事は伝えている。（翻訳?編集/岡田）