2011年1月3日、香港紙?明報によれば、中國とインドで外交上の摩擦が発生しているという。聯(lián)合早報が伝えた。

【その他の寫真】

インド在上海総領(lǐng)事館の外交官であるバーラチャンドラン（S．Balachandran）氏は、12月31日、浙江省義烏市で出廷したインド人2人に領(lǐng)事関係の事務(wù)手続きをした。ロイター社が伝えたインド関係者の話では、重度の糖尿病を患っているバーラチャンドラン氏に対する聴取中、中國側(cè)が5時間に渡り服薬を禁止したため、彼は昏睡狀態(tài)になり病院に送致されたという。インド外務(wù)省は2日、中國駐インド大使館の臨時代理大使の張越（ジャン?ユエ）氏に対し抗議し、中國もこの件について調(diào)査すると約束した。

張臨時代理大使は「事件は民間の商業(yè)上の爭議であり、中國は両國政府が通常処理で対応すると信じている」と発表している。フランス通信社によれば、法廷で審議中のインド人2人は義烏現(xiàn)地の商人に対する未支払いで訴えられている。印メディアによれば、審議期間、怒った現(xiàn)地市民がバーラチャンドラン氏を襲ったといっているが、インド政府関係者はこの報道を否定している。

義烏は中國最大の雑貨卸市場で、最近、インド系商人による詐欺事件が多発している。昨年12月初、あるインド人が義烏の商人145人を相手に合計1600萬元（約1億9480萬円）を未払いのまま、インドに逃げ帰るという事件が発生。その後、2人のインド人商人が前払い金を支払わずに280萬元（約3410萬円）の商品を持ち逃げしようとして、1人は中國警察に逮捕されたが、もう1人はすでに出國している。（翻訳?編集/渡邊英子）