2018年2月28日、韓國?イーデイリーによると、韓國の大學(xué)でこのほど、「親日行為」が明らかになった創(chuàng)立者の銅像の撤去問題をめぐる議論が再び活発化している。

韓國政府は今月13日、高麗大學(xué)の創(chuàng)立者である仁村?金性洙（キム?ソンス）の敘勲を剝奪すると発表した。これを受け、同大學(xué)の學(xué)生らはキャンパス內(nèi)にある金性洙銅像の撤去を求めているという。同大學(xué)の総學(xué)生會(huì)は15日に発表した聲明で「民族を捨て、戦爭という殘酷な行為に同調(diào)した罪はいかなる業(yè)績を持ってしても消せない。金性洙銅像を撤去、また學(xué)內(nèi)の仁村記念館の名稱も変更して仁村?金性洙の殘滓（ざんし）を清算すべき」と主張した。同會(huì)會(huì)長も「新入生が入學(xué)する3月から、學(xué)校に対して本格的に金性洙の殘滓を清算するよう求める予定」との考えを明らかにした。さらに、同様の問題を抱えた他の大學(xué)との連攜も検討しているという。

同大學(xué)では、5月に一般大學(xué)院の総學(xué)生會(huì)が金性洙銅像に撤去を求める貼り紙をした上、7月にも學(xué)部と大學(xué)院の総學(xué)生會(huì)が記者會(huì)見を開いて金性洙銅像の撤去を求めていた。

さらに、梨花女子大學(xué)の學(xué)生らも、新學(xué)期が始まると同時(shí)に初代総長の金活蘭（キム?ファルラン）の銅像に「親日行為」を知らせるための立て札を立てる方針だという。學(xué)生らは昨年11月にも、金活蘭の親日行為の內(nèi)容が書かれた「梨花は親日派の金活蘭の銅像が恥ずかしい」と題する立て札を金活蘭銅像の前に設(shè)置していた。しかし、大學(xué)側(cè)はその2週間後に同立て札を撤去。學(xué)生らとの間に対立が生じていた。

こうした動(dòng)きに対し、大學(xué)側(cè)は難色を示しているという。高麗大學(xué)関係者は「學(xué)生らが本格的に撤去を要求してきたら校內(nèi)で議論するつもりだが、今のところ応じる考えはない」と述べた。梨花女子大學(xué)関係者も「他の學(xué)校の銅像と違い、金活蘭銅像には『初代総長の金活蘭博士像』との説明しか書かれていないため、撤去する理由がない」との立場を示している。

これについて、専門家らは「學(xué)校側(cè)が學(xué)生らの問題提起を無視すれば対立は深まる一方」と指摘し、「公論化して解決する方法を用意するしかない」と口をそろえているという。

この報(bào)道に、韓國のネットユーザーからは「かっこいい。韓國は國を裏切った人に寛大な國だが、今からでも変えていくべき」「正しい學(xué)生運(yùn)動(dòng)が行われてこそ國が発展する。韓國の學(xué)生らが誇らしい」「學(xué)生らはよくやっている。當(dāng)然のことがなぜいまだに行われていないのか」「すぐに撤去すべき。少なくとも親日行為を知らせる案內(nèi)文は必要だ」など、學(xué)生らへの応援メッセージが寄せられている。そのほか、「國會(huì)にも學(xué)校にも親日派があふれている狀況だ。親日派清算は簡単なことじゃない」と厳しい現(xiàn)実を指摘する聲も見られた。

一方で「嫌なら違う大學(xué)に行くべきだった」「いくら親日でも創(chuàng)立者でしょ？撤去する必要はないのでは？」などの反対意見も寄せられている。（翻訳?編集/堂本）