2018年2月17日、米華字メディア?多維新聞は、「今の日本は決して良くないが、ものすごくひどいという訳ではない」とするコラム記事を掲載した。

記事はまず「現狀、日本は間違いなく下り坂にあり、大手企業(yè)のスキャンダルや中國企業(yè)による製造部門買収が相次いでいる。日本企業(yè)の高コスト、國際競爭力欠如という致命的な問題は、すでに後戻りできない狀態(tài)だ。製造業(yè)の縮小が日本に與える最も大きなダメージは、企業(yè)や國による科學研究分野の資金援助が減り、中國をはじめとするライバル國との競爭能力が損なわれること」と指摘した。

その一方で、「このような狀況でも、日本は今なおマイナス成長に転落せず、もともとの體力を生かして前進を続けている。世界の第1集団であり続けることは難しいが、間違いなく第2集団のリーダーではあり得る。日本はすでに経済成長期の蓄積を消耗する時代に入っている可能性は否めないが、貯金を完全に食いつぶすまでは日本の優(yōu)位性を軽視してはならない。日本の科學経済文化における蓄積はなおも相當厚く、これを軽く見る訳にはいくまい」と論じた。

そして、「今や日本は中國にとって世界第2の経済大國という存在から、化粧品やアニメ観光の代名詞に変わった。重工業(yè)で名をはせた日本は確かに歴史の流れの中に消え去ったが、21世紀の日本はなおも巨人の肩の上に立ち、相対的な優(yōu)位性を保っているのである」と結んでいる。（翻訳?編集/川尻）