2018年3月1日、韓國?中央日報によると、ソウル麻浦（マッポ）區(qū)の弘益（ホンイク）大學(xué)前の公園で先月28日、慰安婦少女像を設(shè)置しようとする市民団體と、これを制止する弘益大學(xué)側(cè)との間で小競り合いが起きた。

先月28日午後5時30分ごろ、韓國の市民団體「ソウル市麻浦平和の少女像建設(shè)推進委員會（推進委）」が弘益大學(xué)前の公園に慰安婦少女像を設(shè)置しようとしたが、大學(xué)側(cè)関係者に制止された。推進委は1日午後3時に予定されている除幕式を予定通り行うため、像の設(shè)置に向けた活動を続ける方針だという。

大學(xué)側(cè)は28日午前から大型のプランターと教職員の車を利用し、像設(shè)置予定地への車の侵入を阻止した。大學(xué)関係者は「像設(shè)置の趣旨には同意する」としながらも、「麻浦區(qū)庁から3月9日までに住民の同意を得るようにとの指示が出ているため、現(xiàn)時點で像の設(shè)置を強行することは違法だ」と述べたという。

これに対し、推進委側(cè)は「設(shè)置場所は國有地であるため、大學(xué)側(cè)に像の設(shè)置を制止する権限はない。むしろ大學(xué)側(cè)が國有地に車をとめ、プランターを設(shè)置するという違法行為をしている」と反論。推進委委員長のイ?ボンス麻浦區(qū)議員は「慰安婦少女像を共に制作した區(qū)民や子どもたちが3?1節(jié)（獨立運動記念日）に合わせた除幕式を望んでいるため強行した」とし、「たとえ違法であっても、大學(xué)側(cè)が制止する根拠にはならない」と指摘したという。

これを受け、大學(xué)側(cè)関係者は「當(dāng)初、麻浦區(qū)上巖洞（サンアムドン）の舊日本軍官舎敷地跡に設(shè)置される予定だった像を、あえて學(xué)校の前に建てる理由が理解できない」とし、「像が設(shè)置されれば、大學(xué)が親日行為をしたと勘違いされる恐れがある」と強く抗議しているという。

この報道に、韓國のネットユーザーからは「理由があれば法を犯してもいいということか？」「區(qū)議員までもが違法行為を…」「法律を犯してまで少女像を設(shè)置するのは、いくら趣旨が正しくても議員としてどうかと思う」「少女像をただ増やすことに意味があるとは思えない」「あえてその場所に設(shè)置する意味があるのか？」「法律に関係なく、強く主張した者が勝つのか？これでも法治國家か」「いくら少女像でも多過ぎは良くない」など、意外にも像設(shè)置への否定的な意見が多くを占めている。

また「市民団體というよりも私利私欲のために動いているだけ」など、像設(shè)置を推進する市民団體への批判の聲も見られた。（翻訳?編集/三田）