2012年1月4日、中國で主要な食糧生産地である東北地區(qū)の三省で、將來的に安定した増産の見通しがおぼつかなくなっているという。遼寧?吉林?黒龍江の三省は、中國國內(nèi)最大のトウモロコシ?米?大豆の産地だが、青年?壯年層の農(nóng)業(yè)離れが激しく、現(xiàn)場(chǎng)は高齢者や女性頼みとなっている。経済參考報(bào)の報(bào)道。

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2009?2020年の期間、中國全土では合計(jì)5000萬トンの生産能力増強(qiáng)を目標(biāo)としている。うち、30％を東北三省で生産する見込みとなっているが、同地區(qū)では働き盛りの青壯年が出稼ぎ労働力として流出し続けており、高齢者や女性が農(nóng)業(yè)の主力となりつつある。農(nóng)業(yè)の機(jī)械化によってこうした狀況が可能になったとも言えるが、これはやはり長(zhǎng)い目で見れば、安定的生産?増産の継続が困難になることを示している。學(xué)習(xí)意欲が比較的薄弱な層が農(nóng)業(yè)を支えるということは、次世代の技術(shù)的な進(jìn)歩に影響するからだ。

2010年現(xiàn)在、中國全土では1億5450萬人の農(nóng)村出身者が出稼ぎに出ている。うち64．6％は男性で、平均年齢は男性が34．7歳、女性が32．1歳。反対に、農(nóng)村部に殘っている農(nóng)業(yè)従事者の平均年齢は45歳で、10年後にはさらなる高齢化が予想される。

しかし、農(nóng)業(yè)に専念するよりも、遠(yuǎn)隔地で就労した方が家計(jì)の足しになるという現(xiàn)実は明らか。遼寧省昌図県の統(tǒng)計(jì)では、1人當(dāng)たりの平均年収が2004年の3417元(約4萬2000円)から2010年の7319元(約8萬9000円)へと114％の伸びを見せているが、うち、出稼ぎ労働による?yún)毪握激幛敫詈悉?6．2％から20．8％へと175％増という伸びを見せている。(翻訳?編集/愛玉)