2018年3月1日、韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が「3?1運(yùn)動(dòng)（日本植民地時(shí)代の1919年に朝鮮半島で起きた獨(dú)立運(yùn)動(dòng)）」の記念式典で演説を行い、日本との歴史問題に言及した。複數(shù)の韓國メディアが伝えている。

韓國メディア?プライム経済によると、文大統(tǒng)領(lǐng)はソウルの「西大門刑務(wù)所」跡で行われた同式典で、慰安婦問題について「加害者である日本政府が『終わった』と述べてはならない」と主張した。さらに「反人類的な人権犯罪行為は終わったとの言葉で覆い隠せない」とし、「日本は人類普遍の良心を持って、歴史の真実と正義に向き合わなければならない」と述べたという。

また、領(lǐng)土問題については「獨(dú)島（日本名：竹島）は日本の朝鮮半島侵奪において、最初に強(qiáng)制的に占領(lǐng)された韓國の土地」とした上で、「今の日本がこの事実を否定することは、帝國主義の侵略に対する反省を拒否しているのと同じこと」と指摘したという。

これについて、同メディアは「當(dāng)分の間は歴史問題をめぐる日本との対立をいとわないとの考えを示したもの」と分析?！?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=北朝鮮'>北朝鮮の核問題で周辺國との協(xié)力が必要な時(shí)期だが、それを理由に歴史問題を放棄したり、立場(chǎng)をあいまいにしないという斷固とした意思」と説明している。

文大統(tǒng)領(lǐng)の演説について、韓國メディア?マネートゥデイも「日本に直撃弾」との見出しで「人権犯罪との言葉を初めて使うなど、これまでになく日本を強(qiáng)く批判した」と伝えた。その他のメディアも「慰安婦?獨(dú)島問題に釘を刺した」「文大統(tǒng)領(lǐng)が日本を叱咤」などの表現(xiàn)で伝えている。

一方、韓國政界の反応は2つに分かれているという。韓國メディア?ニュース1によると、與黨「共に民主黨」は「韓國の進(jìn)むべき方向をはっきりと示した名演説だった」と評(píng)価した。しかし、最大野黨「自由韓國黨」の議員らからは「日本との関係が良くない狀態(tài)で今回の強(qiáng)硬策が果たして正しいのか、心配が先に立つ」「政治的に激しく対立する問題において、さらなる議論を呼びかねない慎重さに欠ける発言だった」「日韓関係の最大の問題である日韓慰安婦合意についてはどうするつもりなのか、全く分からなかった」など懸念の聲が相次いでいるという。

韓國のネットユーザーからは肯定的な聲が多く寄せられており、「気持ちがすっきりした」「やっぱり大統(tǒng)領(lǐng)を選んで正解だった」「その通り。被害者が納得していないのに、加害者が終わったと主張するなんておかしい」「日本が心から謝罪するまで絶対に終わらせてはならない」などが見られた。

一方で「安倍首相の前では何も言えないくせに」「日本に行って同じ演説をしてほしい」と指摘する聲や、「しつこくない？この先の外交が心配」「文大統(tǒng)領(lǐng)は國內(nèi)の支持率を上げることしか考えていない」「北朝鮮における殘酷な性犯罪は現(xiàn)在進(jìn)行形。まずはそこから解決すべき」などと主張する聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）