日中合作映畫「空海―KU-KAI―」、日本ではなぜ不評?―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2018年3月2日(金) 18時40分

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日本でも大々的に報道されていた日中合作映畫「空海―KU-KAI―美しき王妃の謎」だったものの、日本で公開後の評価はあまり高くない。

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日本でも大々的に報道されていた日中合作映畫「空海―KU-KAI―美しき王妃の謎」(原題:「妖貓伝」)だったものの、日本で公開後の評価はあまり高くない。日本の映畫関連サイトの26日の情報によると、ミュージカル映畫「グレイテスト?ショーマン」の興行収入が2週連続の首位となり、24日に公開された「空海―KU-KAI―」は、2位になっている。また、「空海―KU-KAI―」の映畫レビューアプリfilmmarksにおける平均評価は3點にとどまっており、ネットユーザーからも、「だまされた。150億円の製作費って、冗談でしょ!」、「意味が分からなかった」など、厳しい感想も寄せられている。

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日本メディアは「空海―KU-KAI―」について、製作費150億円で、日本映畫の平均製作費を大幅に超えていると、大々的に宣伝してきた。また、人気俳優(yōu)?染谷將太や阿部寛、松坂慶子なども出演しており、日本の映畫ファンの期待も高まっていた。ところが、公開されると興行収入は思ったほど伸びず、大ブーイングが上がり、大苦戦を強いられている。

このような低評価、伸びない興行収入は、チェン?カイコー(陳凱歌)監(jiān)督にとっても想定外だったといえる。では、同じ映畫に対する評価が、中國と日本ではなぜこれほどまで違うのだろう?

「空海―KU-KAI―」で、空海役を染谷將太が演じ、セリフは中國語で話している。これは、日本の映畫ファンが最も期待していた見所だった。しかし、それが逆にブーイングの的となってしまっており、多くの映畫ファンが「タイトルがしっくりこない」、「だまされた感じ」、「タイトルが『空?!护胜韦恕ⅳ胜贾饕郅稀嚎蘸!护扦悉胜?、妖貓なの?」などの聲を寄せている。映畫ライターの斎藤香さんは、女性向けニュースサイト?Pouchで「空海―KU-KAI―」について、「もったいないくらい壯大で華麗な “珍作”」とする記事を掲載し、「染谷さんや、阿倍仲麻呂を演じた阿部寛さんなど、日本人の俳優(yōu)も中國語で演じていたのに、字幕版がないのが謎。伝奇ミステリーで中國のエキゾチックな世界観も楽しめる映畫なので、字幕で見た方がより入り込めると思うのですが…」と評価している。

日本のネットユーザーが「だまされた」と感じている一番の原因は、勘違いさせる「宣伝」手法が取られていたためだ。中國では「妖貓伝」のタイトルを使っているが、日本語タイトルに「空?!工趣いρ匀~を入れたのは、空海を演じた染谷將太にスポットを當てて動員數(shù)を伸ばそうとしたためであることは明らかだ。しかし、実際には出演者が非常に多く、空海の人となりがわかる內容でないばかりか、空海が登場するシーンもそれほど多くない?!袱坤蓼丹欷俊垢肖ⅳ毪郡?、レビューは自然と悪くなる。

また、日本のポスターには「製作費150億円」という謳い文句が書かれており、多くの人が「この映畫のどこにそんなにお金を使ったのか?」と疑問に感じているようだ。特に、映畫の內容も期待していたほど面白くなかったようで、「全く意味が分からない」との聲もあり、想像とあまりに違っていたため、日本のネットユーザーは、製作費150億円というのは冗談、もしくは無駄なお金であると感じているため、レビューが非常に低くなっている。このままでは、興行収入も全く伸びない可能性もある。加えて、日本の映畫市場は縮小しており、期待通りの興行収入を得るというのは至難の業(yè)であるようだ。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN)

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