2012年1月9日、新華ネットの報(bào)道によると、清華大學(xué)中國(guó)?世界経済研究センターは8日、「中國(guó)マクロ経済予測(cè)?分析」と題する研究報(bào)告を発表し、その中で今年の経済成長(zhǎng)率は8．4％前後まで下がるとの見通しを示した。

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同センター主任で中國(guó)人民銀行（中央銀行）金融委員の李稲葵（リー?ダオクイ）氏は、今年は中國(guó)経済が景気刺激策による拡張から自発的成長(zhǎng)に戻るうえでカギとなる年とし、経済のソフトランディングが全面的に実現(xiàn)するとみられると強(qiáng)調(diào)した。

同センターが開いた「第10回清華大學(xué)中國(guó)?世界経済フォーラム2012」で報(bào)告が発表され、観點(diǎn)が示された。

報(bào)告は次のように述べている。昨年下半期からマクロコントロールの効果が徐々に現(xiàn)れ、貿(mào)易の黒字縮小、外國(guó)為替資金殘高の減少、物価の安定など政策目標(biāo)が初歩的に実現(xiàn)し始めた。今後の政策の著眼點(diǎn)は経済構(gòu)造の調(diào)整と改革を急ぎ、経済の長(zhǎng)期安定成長(zhǎng)に新たな活力を注入することになる可能性がある。

報(bào)告は次のように予想している。今後半年內(nèi)に消費(fèi)者物価指數(shù)（CPI）の前年同期と比べた上昇率が持続的に低下し、通年で2．96％まで下がる。外需の不振と國(guó)內(nèi)の経済構(gòu)造調(diào)整の影響を受け、今年の貿(mào)易黒字はさらに縮小し、対名目國(guó)內(nèi)総生産（GDP）比が1％前後となる。住宅価格が徐々に理性的水準(zhǔn)に戻る。

李氏は次のような認(rèn)識(shí)を示した。このカギとなる1年に貿(mào)易黒字が一段と縮小し、今後1?2年內(nèi)に均衡のとれた発展を?qū)g現(xiàn)するための條件が固められる。同時(shí)に今年は不動(dòng)産マクロコントロールにとっても正念場(chǎng)の1年で、不動(dòng)産価格の合理的調(diào)整が実現(xiàn)し、さらに重要な點(diǎn)は不動(dòng)産體制改革で一定の進(jìn)展を収める可能性があり、その核心は都市の福祉的住宅の支給対象者でないうえ、住宅の購(gòu)入が難しい層に福祉的住宅政策が徐々に傾斜されることにある。

「通貨?信用も今年、ソフトランディングが実現(xiàn)し、広義の通貨供給量（M2）の対GDP比が徐々に低下する」、李氏はこう述べるとともに、全體的にみて、今後數(shù)年のマクロ政策の方向は金融引き締めと財(cái)政緩和であるべきだと強(qiáng)調(diào)した。

同時(shí)に李氏は次のように指摘した。リスクも今年付いて回るだろう。國(guó)際的には歐州債務(wù)危機(jī)の持続的緊張やイラン問題、中東情勢(shì)の動(dòng)揺のリスクが増し、原油など大口商品の価格の不確実性が大きくなる。國(guó)內(nèi)的には農(nóng)産物生産體制の欠陥で、価格が天候などの不利な要因で揺れ動(dòng)く不確実性が依然存在する。不動(dòng)産市場(chǎng)も多くの問題を抱えており、注視しなければならない。

「結(jié)局、今年は中國(guó)経済がソフトランディングを全面的に実現(xiàn)し、さらに経済構(gòu)造の調(diào)整、発展パターンの転換でカギとなる1年になるとみられる」と李氏は述べた。（編集/TF）