2018年3月4日、中國メディア?澎湃新聞網(wǎng)によると、韓國観光公社が発表した統(tǒng)計から、2017年に韓國を訪れた中國人観光客は前年と比べ48．3％減り、416萬9353人だったことが明らかになった。

韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國銀行の試算では、訪韓中國人が400萬人減ったことで韓國の國內(nèi)総生産（GDP）はおよそ5兆ウォン（約5000億円）減少したとされている。とりわけ免稅店には大きな打撃が生じたという。

韓國免稅店協(xié)會によると、17年の國內(nèi)免稅店の売り上げは20．8％増加の128億ドルを記録したが、営業(yè)利益率は1．5?2％と低く、16年の4％から大きく下げ、実際の収益は振るわなかった。ロッテ免稅店は第1?3四半期の売り上げが2．3％減少し、営業(yè)利益も87．8％減少。新羅免稅店は売り上げが7．1％増えたが、営業(yè)利益はやはり25．8％減少している。

免稅店以外にも、化粧品や食品などの産業(yè)でも中國人客の減少は大きな打撃となっている。特に化粧品は韓國の主力輸出品で、中國市場は化粧品輸出の4割を占めるが、各社とも売り上げや営業(yè)利益を大幅に減らしているという。

17年12月に8カ月ぶりとなる中國からの団體旅行客が訪れたことで、韓國內(nèi)では期待感が高まったが、その後も訪韓中國人は回復していない。聯(lián)合ニュースによると、18年1月の訪韓中國人は前年同月比46％減の30萬5127人だった。（翻訳?編集/岡田）