「平昌五輪會場が悩みの種に転落」と韓國紙、事後活用策決まらず、アルペンスキー場は山崩れの懸念も

Record China    2018年9月1日(土) 23時0分

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平昌冬季五輪から約半年。韓國紙は施設の事後活用策が決まらず、「建設した施設は悩みの種に転落した」と報じ、アルペンスキー場は「豪雨により土と砂利が崩落し山崩れが懸念される」とも伝えている。寫真は平昌五輪會場。

2018年8月31日、朝鮮半島の緊張緩和に大きく寄與した平昌冬季五輪から約半年。韓國紙は施設の事後活用策が決まらず、「數(shù)千億ウォンの予算をかけて建設した施設は悩みの種に転落した」と報じ、アルペンスキー場は「豪雨により土と砂利が崩落し山崩れが懸念される」とも伝えている。

中央に日報によると、事後活用策が未定の五輪競技場は全12カ所のうち4カ所。江陵スピードスケート競技場と江陵ホッケーセンター、アルペンシアスライディングセンターの三つ専門スポーツ施設は國費支援の有無すら決定されていない。

地元の江原道議會に提出された「江原道冬季スポーツ競技場運営管理條例一部改正條例案」の費用推計書を見ると、競技場3カ所の施設管理委託費用は年間約40億ウォン(約4億円)に達する。スピードスケート競技場は13億8900萬ウォン(約1億3890円)、ホッケーセンターは14億1600萬ウォン(約1億4160円)、スライディングセンターは12億5200萬ウォン(約1億2520萬円)が必要とされる。

江原道はこの管理費用の負擔比率を國費75%、道費25%で分擔するよう政府と國會に建議してきた。しかし、政府は法的支援根拠がないという理由で難色を示している。

旌善郡のアルペンスキー場も、やはり厄介者になって久しい。政府側は當初計畫通りに來年春から自然林復元を進める計畫だが、江原道は2021年の冬季アジア大會南北共同招致に向け、21年4月から復元作業(yè)を進めるよう主張。旌善郡は「山林として復元しても、観光資源として活用できるようゴンドラなどの施設は殘さなければならない」と要求している。

一方で管理主體が決まった施設は多目的スポーツ施設などとして活用される。江陵カーリングセンターの場合、11月の2018WCFアジア太平洋カーリング選手権大會をなどスポノミクス事業(yè)が終わるまで維持した後、室內複合福祉スポーツ施設として使われる。フィギュア?ショートトラック競技場として使われた江陵アイスアリーナ競技場は、室內複合文化スポーツ施設となる計畫だ

1100億ウォン(約110億円)をかけて建設したオリンピックプラザは、開閉會式の會場として使われた後、主要施設はほとんどが撤去された?,F(xiàn)在では聖火臺と本館の建物だけが殘っている。

中央日報は地元で食堂を営む住民の「荒れ果てたオリンピックプラザ一円を見るとため息が出る」との聲を紹介。この住民は「五輪開催地を見に來た観光客が寫真1枚撮る所がないというのが話になるだろうか。平和五輪という賛辭を受け成功的な大會を行ったが、五輪遺産だと紹介できるほどの施設や記念物がないというのは恥ずかしいこと」とも嘆いているという。(編集/日向)

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