2018年3月5日、網(wǎng)易新聞は、中國(guó)の子どもの學(xué)習(xí)負(fù)擔(dān)軽減問(wèn)題については、日本の例から教訓(xùn)を得るべきだと伝えた。

記事は、「中國(guó)では宿題が多すぎることや勉強(qiáng)時(shí)間が長(zhǎng)いなど、子どもたちの勉強(qiáng)の負(fù)擔(dān)が重すぎることが問(wèn)題となっている」と紹介?！肝簸椁长螁?wèn)題は議論されていて、さまざまな対策も出てはいるものの、子どもたちの負(fù)擔(dān)は減るどころかむしろ増えているケースもある」と指摘した。

しかし記事は、「存在していることには合理的な理由がある」と主張?！脯F(xiàn)実の社會(huì)は競(jìng)爭(zhēng)社會(huì)であって、ごく少數(shù)の天才を除いて普通の人は努力なくして発展することはあり得ないため、多くの時(shí)間をかけて勉強(qiáng)することは必要である」と論じた。

その上で、「子どもの負(fù)擔(dān)軽減問(wèn)題は日本の例が參考になる」と指摘。「経済発展に伴い、日本でも子どもたちの勉強(qiáng)の負(fù)擔(dān)軽減の聲が強(qiáng)くなり、學(xué)ぶ內(nèi)容、學(xué)ぶ量、テストの數(shù)を減らすことになった」と伝えた。いわゆるゆとり教育のことである。

しかし記事は、こうした政策が「三つの結(jié)果をもたらした」と分析。その一つが、「私立學(xué)校の臺(tái)頭」だ。公立學(xué)校では「ゆとり」が導(dǎo)入されたが、私立では導(dǎo)入されなかったためだとしている。二つ目は「社會(huì)の競(jìng)爭(zhēng)はなくならず、中流階級(jí)の支出も減らなかった」ことだ。學(xué)校で學(xué)ぶ內(nèi)容が減ったため、さらに金を費(fèi)やして塾などで學(xué)ぶ必要が生じたため、支出はむしろ増えたとした。三つ目は「大人になったゆとり世代は、全體的に競(jìng)爭(zhēng)力が低く、學(xué)力が低下したこと」だ。そして、これが最も「恐ろしいことだ」としている。

記事は、「日本ではすでにゆとり教育からの方向転換を決定している。中國(guó)の子どもたちの負(fù)擔(dān)を減らすことが本當(dāng)に正しく、極端になったとしても堅(jiān)持すべき方向であり、日本と同じ轍（てつ）を踏むべきなのだろうか」と疑問(wèn)を呈し、「子どもの負(fù)擔(dān)軽減が科學(xué)的なのか否か、今一度よく討論する必要がある」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）