2012年1月10日午後3時(shí)から5時(shí)(現(xiàn)地時(shí)間)にかけ、イタリアの首都?ローマで、1萬人を超える中國系住民によるデモ行進(jìn)が行われた。11日付で南方日報(bào)が伝えた。

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今月4日に強(qiáng)盜殺人の犠牲者となった在住中國人男性と、わずか2歳だった愛娘を悼み、イタリア政府に治安の改善を呼びかける抗議活動(dòng)としてデモ行進(jìn)が行われた。ローマ當(dāng)局の許可を得たこのデモには、ミラノ、フィレンツェ、プラトなどイタリア全域から中國人団體、學(xué)生団體が賛同し、派遣された各団體の代表らもローマで集結(jié)した。

1月4日午後9時(shí)、ローマの街角で強(qiáng)盜殺人事件が発生した。被害者となった中國系の男性と妻、娘の一家3人は仕事を終えて帰宅途中に2人の若者に襲われ、さらに狙撃された。男性は胸に銃弾を受け即死、2歳の娘は頭部に弾丸を受け、病院に搬送途中で亡くなった。妻は負(fù)傷したものの一命を取り留め、病院で治療を受けている。

中國在イタリア大使館の陳國友（チェン?グオヨウ）參事官は、「ローマで中國人が強(qiáng)盜傷害事件の犠牲者となったことは、民族差別や排他主義によるものではない。大使館は、中國系住民が自発的に平和を希求する活動(dòng)を行ったことに賛同し、犠牲者には心から哀悼の意を表したい。イタリア政府には中國人団體と共に、社會治安の改善を求める。同時(shí)に、中國系住民が正しく事件の性質(zhì)を見極め、理性的かつ合法的な手段で活動(dòng)することを望む。過度に感情的になって不慮の事態(tài)を引き起こし、中國系住民の安全な生活環(huán)境や、中伊の友好関係に影響を與えることがないように希望する」との聲明を出した。

今回の抗議活動(dòng)は現(xiàn)地でも支持を集めており、イタリア労働組合、民間団體、移民組織などからの聲援を得ている。中國系住民以外にも數(shù)千人が今回のデモに參加しているという。（翻訳?編集/渡邊英子）